ジョブシャドウイング実施報告(マックスバリュ東北株式会社)

 令和2年2月7日(金)、マックスバリュ東北株式会社(秋田市土崎港北一丁目6-25)において、システム科学技術学部と生物資源科学部、両学部の学生を対象にジョブシャドウイングを実施しました。参加者は、経営システム工学科1年生2名と生物環境科学科の2年生2名の計4名です。同社では、平成28年度から本学のジョブシャドウイングを受け入れていただいており、4度目の実施となりました。
 秋田市土崎に本社を置くマックスバリュ東北株式会社は、秋田、青森、岩手、山形の4県でマックスバリュやザ・ビッグなどの食品スーパーマーケット94店舗を展開するイオングループの企業です。3月1日にはイオンリテール東北カンパニーの食料・日用品部門と統合してイオンの完全子会社「イオン東北株式会社」となりました。
 従業員は683名、本学の卒業生は、4名在職しています。

【概要】
 今回は、本社と店舗「マックスバリュ泉店」(秋田市泉北一丁目11-17)において、会社概要の説明、店舗見学、ランチミーティング、講話、本社各部署見学、意見交換等のプログラムで実施しました。
 泉店では、店長から、店舗における店長の仕事や管理運営などについて話を聞くとともに、店舗内の各部門やバックヤードを回り、商品陳列の工夫や商品管理の方法などを詳しく説明していただきました。
 ランチミーティングは、本社商品本部のバイヤーと泉店のデリカ部門チーフに加わっていただき、商品開発の苦労話や昼食に出していただいた弁当のコンセプトなどの話を始め、スーパーマーケットに入社した動機などさまざまな話を聞くことができました。
 講話は、これまで毎回佐々木智佳子社長からお話しをしていただきましたが、会社の経営統合を控えた今回は社長の都合がつかず、人事教育部人事採用課長から、経営統合の背景、目的や社としての地域との連携、環境・社会貢献活動の取り組み、求める人材など様々な話をしていただきました。
 また、営業、商品、販売促進、総務、人事教育など全ての部がワンフロアーにまとまって配置されている本社事務室を訪問し、各部署の業務内容などの説明を受けながら、本社での仕事の様子を観察しました。

【学生の声】
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・社員の方がいつも笑顔なのが印象に残った。スーパーマーケットは、地域の信頼が大事なことが伝わってきた。
・実際に企業の方と堅いお話をするのかなと思っていたけれど、フランクにお話しできて楽しかったし、良い機会になった。

◎職業選びや自分が働くことについて感じたことは?
・色々な仕事を経験できたり、いろんな状況に対応していく能力が身につきそうだと感じた。
・スーパーマーケットは、売るだけでなく、見えない部分でいろんな人が活躍している。
 職業選択にあたり実際に見学して知るのは大きなアドバンテージだと思った。
・自分が働いてからも勉強が続くんだということを知り、人生はずっと勉強していくものだと思った。

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、生かしたいことは?
・不特定多数の人とできるだけ関わって、コミュニケーション力を身に付けたいと思った。
・若いうちに苦労した方がいい。また、嫌なことがあっても、あとから楽しく、ラクになるために必要なことだと思って頑張るべき。

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
会社概要の説明

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
店舗見学①

 

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
店舗見学②

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
店舗見学③

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
店舗見学④

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
ランチミーティング

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
経営者講話

マックスバリュ東北でのジョブシャドウイング
本社各部署の見学