ジョブシャドウイング実施報告(秋田指月株式会社)

ジョブシャドウイングレポート ( 秋田指月株式会社 )
 
 
 平成30年9月20日(木)、秋田指月株式会社(雄勝郡羽後町足田字南田35番地の2)において、ジョブシャドウイングを実施しました。同社は、フィルムコンデンサの老舗専業メーカーである株式会社指月電機製作所(兵庫県)の秋田県における生産及び研究・開発拠点として、EV・HEVなどの自動車用コンデンサ、自然エネルギーなどの電力変換用コンデンサ、環境との調和を目指す省エネ用コンデンサ等を生産しています。
参加した学生は、システム科学技術学部機械知能システム学科2年生1名、電子情報システム学科2年生1名、情報工学科1年生1名、経営システム工学科1年生1名の計4名でした。

【概要】
 中川部長から、指月グループを含めた会社概要の説明に続き、社長不在のため経営者講話も行って頂きました。講話では、経営ビジョンや経営戦略、次世代エコカーの需要予測を含めた自動車機器市場の動向のほか、指月電機の強みや求める人材等についてお話し頂きました。
 その後、工場見学に移り、ショールームでの説明の後、本学OBの永澤さん(院卒。車載用のフィルムコンデンサモジュールの開発設計を担当)の案内で自動車コンデンサ製造ラインを見学し、フィルムコンデンサの構造等も分かりやすく説明頂きました。
 お昼には、中川部長、永澤さんとランチミーティング・意見交換を行いました。学生からは、「学部卒と大学院卒の違い」「取っておいたほうが良い授業や資格」「コンデンサの需要予測」などの質問があり、実体験に基づいた回答を頂くなど率直な意見交換となりました。

【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は?
・今回のジョブシャドウイングでは、秋田指月で行われている活動を知ることができました。中川さんによる会社概要説明では、主な業務内容から社会に関する様子などの情報を伺うことができ、とても自分のためになりました。その後、工場を案内され、コンデンサの製造過程を見させてもらい、とても興味深かったです。ランチミーティングの際も、中川さんから興味深い話がたくさん聞けて、とても実りあるジョブシャドウイングになりました。
・電子機器の中にたくさん使われているコンデンサの製造現場を初めて見ることができた。コンデンサの役割を知ることができたり、先輩のお話を聞くことができた。コンデンサについて難しいところもあったので、この後調べたい。

○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・一番は、やはり職場の雰囲気や自分の得意不得意をきちんと分析して、噛み合わせた会社を選ぶことが大切だと思った。情報が多いときには、自分の目標を定めた上で、それに必要な情報のみを選んでいくようにすれば、自分に合った職業に就けるのではないかと思った。
・中川さんから就職関連について伺いました。特に心に残ったのは「最後までやり抜く力を持った人」という項目であり、やはり熱意ある人材に企業は惹かれるのだと感じました。
また、中途採用の方でも、前に自動車関連で働いていたり、コンデンサに関する知識を有していれば即戦力になるとのことだったので、今後自分は早く将来の目標を定め、それに必要となる専門的な知識を身に付けていく必要があると思いました。
・県内に限って就職先を選ぶこともありだなと思った。

○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・やはり、その場その場でのコミュニケーションは大事だと感じた。普段の生活の中で、自分から会話していく場面を増やしていきたいと思った。また、傾聴力も身に付けたいと思った。そして、その場に応じた適切な日本語選びを心掛けていきたいと強く感じた。
・自分のやりたいと思う仕事について、その仕事が将来どのような流れになっていくのかを考えていくことや、これから先、外国の人とも関わることがあるので、英語の学習も頑張っていきたいと思った。
 
 

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【会社概要説明等】 

 

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 【職場観察1】

 

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【職場観察2】

 

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【職場観察3】

 

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【職場観察4】 

 

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職場観察5】 

 

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【職場観察6】 

 

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【ランチミーティング】