ジョブシャドウイングレポート(日本製紙株式会社秋田工場)
ジョブシャドウイングレポート(日本製紙株式会社秋田工場)
平成29年9月13日(水)、日本製紙株式会社秋田工場(秋田市向浜二丁目1-1)において、ジョブシャドウイングを実施しました。参加者はシステム科学技術学部機械知能システム学科1年生1名、経営システム工学科2年生3名と生物資源科学部生物生産科学科2年生1名の計5名です。
日本製紙株式会社秋田工場では、主に段ボール原紙と洋紙を生産しており、さらにバイオマス発電や風力発電事業にも取り組んでいます。
ジョブシャドウイングでは、はじめに会社の概要をVTRなどで説明していただき、その後車に乗って工場の全体の様子を観察しました。
経営者講話では、工場長代理から、ご自身のこれまでの会社生活を踏まえ、①ルールを守り、約束を守ること②失敗を恐れずチャレンジすること③時間を意識し上手く使うこと、というアドバイスがありました。参加学生からは活発に質問や意見が出され、今後の学生生活や就職活動の参考にしていました。
午後は、3人のメンターから工場内の担当部署に案内していただき、実際に働いている現場の様子を観察させていただきました。意見交換では、メンターの皆さんから学生の質問への答えのほか、学生時代にしておくべきことについてアドバイスをいただきました。
メンターの皆さんは入社3年目で、参加した学生との年齢が近く、楽しく和やかな雰囲気のジョブシャドウイングになりました。
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・入社したての方たちと話せたことで、今後の大学での過ごし方、就職活動における準備など貴重な話しが聴けて良かった。
・工場内には労災防止の警告や気をつけるべきこと、心構えなどが様々なところに貼られ徹底していると感じた。講義で教わっていたが、実際に使われていたのでさらに興味が湧いた。
・ランチミーティングのときもとても楽しかった。どんなことも分かりやすく教えてもらえて良かった。
・参加者が少人数で質問しやすい雰囲気のため、密度のある非常に良い経験であった。インターンシップではできないような内部の見学ができて大変良かった。
・工場全体の視察ができ、製紙事業に関する様々な事に対する質問も多くできた。
◎この経験を今後の学生生活にどう行かしたいと思いますか。
・学生自主研究活動で話し合い、参加できなかったメンバーと情報を共有して研究を進める。
・大学生のうちは遊んで欲しいとおっしゃっていたが、ただ何も考えず過ごすのではなく、大学生活を通して得られるものがあるように過ごさなければいけないと思った。
・約束やルールを守ることの大切さ、失敗を恐れることなくやってみるというチャレンジ精神、時間の大切さということを学んだので、大学生活の中でスケジュール管理や優先順位のつけ方などを身に付けていきたい。
・若い社員に求められる力は、発想力や熟練者と異なる着眼点ということであったので、メンターの話にあったように、何か一生懸命にやりきったと言える出来事や経験を大学生活で見つけ取り組んでいきたい。
・製紙業がここまで大規模に様々な方向で事業展開していることに驚いた。経営者講話にあったように、約束を守る、失敗を恐れず挑戦する、時間を上手く使うということを大学生活のうちから心がけていこうと思う。