ジョブシャドウイングレポート(株式会社東北フジクラ)

ジョブシャドウイングレポート(株式会社東北フジクラ)

 

 

 平成29年9月11日(月)、株式会社東北フジクラ (秋田市御所野湯本五丁目1-2)において、ジョブシャドウイングを実施しました。参加者は、本荘キャンパス機械知能システム学科2年生1名、同学科1年生4名、経営システム学科2年生1名の計6人です。
 株式会社東北フジクラでは、FPC(フレキシブルプリント配線板)や圧力センサ、酸素センサなどユニークな製品を製造しています。従業員450名、本学OBは3名在職しています。
 ジョブシャドウイングでは、はじめに佐藤総務グループ長から会社の概要について説明していただき、続いて塗健冶代表取締役社長から「社会人と学生の違い」「仕事とは」をテーマに経営者講話を行っていただき、ご自身の学生時代の様子にも触れ、学生生活の送り方や将来社会人になるために考えておくことなどを分かりやすく話していただきました。
 先輩たちの所属部署のリーダー2名の方々からは業務内容や製品などについて紹介のほか、自発的な学習をするため「学ぶ術」「調べる力」を身に付けた方が良いなどの助言がありました。午後からは、3人の先輩がメンターとなり、それぞれの職場において製造工程を詳細に観察させていただきました。最後に社長やメンターの方々との意見交換が行われ、参加学生からは質問や意見が活発に出され、社長やメンター方々からも学生生活を送る上で参考になる話や就職活動に参考になる話などを丁寧に教えていただきました。ものづくり現場の観察や示唆に富んだ社長講話を聴かせていただき、学生にとって大変貴重な体験になりました。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・会社の上層部の方と話すのは初めてだったので、良い経験になった。
・働く人としてのあり方など簡単に聴けないような話が聞けて、将来のためになった。
・社会人としての過ごし方を中心に教えてもらい、社会人になったときに上手く活かせる知識を得ることができた。今後もジョブシャドウイングで違う企業を訪問し、知識を広めていきたい。
・熱意を持ち、強みを最大限に生かしている活気あふれる会社だと感じた。「一人ひとりが主役」ということを社員の多くの方が感じており、責任と誇りを持って仕事に取り組める素晴らしい環境なのだろう。グループ長の話にあったように「自分にしかできないこと」「今しかできないこと」に積極的に取り組んでいる社員の方々の目は輝いていた。
・社長の話が面白かった。「FPC」について質問したが、開発のきっかけについて具体的に説明してもらえたので想像しやすかった。
・実際に現場を見なければ分からないことが分かった(生産管理など)。ためになるアドバイスが多かった。

 

◎この経験を今後の学生生活にどう活かしたいと思いますか?
・まだまだ専門的なことは分からないが、これからの学生生活でやらなければならないこと、人間として立派になるための方法などを多く吸収することができたので、これからの四年間の過ごし方に活かしたい。
・まだ人生は長いが、社会に出たとき対応できるよう本を読むなど日々「疑問」を持って過ごす。
・自発的に学んでいく力を極めていき、どんな問題にも対応できるよう心掛けていきたい。
・社長の話から、疑問を持てるようになることが大切だと感じた。
・本を読み、会話をしてコミュニケーション力を付けると同時に知識を深めていきたい。

 

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