ジョブシャドウイングレポート(株式会社秋田今野商店)

ジョブシャドウイングレポート(株式会社秋田今野商店)

 

 

 平成30年9月3日(月)、株式会社秋田今野商店(大仙市刈和野248)において、生物資源科学部の学生を対象にジョブシャドウイングを実施しました。参加者は応用生物科学科の1年生3名、生物生産科学科の1年生1名の計4名です。
 明治43年創業の株式会社秋田今野商店は、酒、味噌、醤油などの醸造に用いられる種麹を生産する、国内有数の専門メーカーです。また、本学と共同開発した種麹「吟味」が、県大発ブランドの日本酒「究(きわむ)」に使用されるなど、本学との関わりが深い企業です。

 

【概要】
 昨年、一昨年に続き3回目となった今回は、経営者講話、会社概要・事業概要の説明、研究室訪問、工場見学のプログラムで実施しました。
同社には、昨年から本学のインターンシップを受け入れていただいており、インターンシップ実習学生2名(生物生産科学科3年生1名、アグリビジネス学科3年生1名)が、昨年と同様、インターンシップの初日として、ジョブシャドウイングと同じプログラムで参加しました。
今野宏社長の経営者講話では、会社の沿革、経営理念のほか、「学生に求めるもの」などの話がありました。
 また、工場見学では、旧大沢郷小学校校舎を活用して再整備し、昨年稼働した新工場に移動し、種麹の製造工程などを詳しく説明していただきました。

 

【学生の声】
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・生物資源科学に関わる企業を見学したのは初めてだったので、とてもよい経験になった。今回、ジョブシャドウイングに参加して本当によかった。今後も「働く」ということについて学べる活動に積極的に参加していきたい。
・初めての参加で緊張したが、一日でたくさんのことを教えていただき、たくさんのことを吸収することができたのがよかった。第2セメスターから始まる実験も不安だったが、培養を実際に見せていただき、楽しみに変わった。これからもジョブシャドウイングに積極的に参加して、働くときのための意識改革をしていけたらと思う。

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・職業選びでは企業について詳しく調べよく知ることが大切だと感じた。実際に会社の人の話を聞いて、いろいろなことや意外なことも行っていることを知った。ジョブシャドウイングやインターンシップなど直接企業の話を聞ける機会に積極的に参加しようと思う。
・今野社長の話を聞き、大学で学ぶ専門知識だけでなく、自分で物事を考える創造性や社交性、協調性なども必要であると学べた。さまざまなジョブシャドウイングやインターンシップにも参加してみて、自分はどんな職や環境に合っているのか考えて見極めていきたいと感じた。


◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・今野社長の話を聞いて、企業に就職する上で専門知識も大事だが、一番企業がほしい人材は創造性のある人だと知った。私はこれからの大学生活で創造性をもっと高めていきたいと思った。進んで新しいことにチャレンジしたり、いろいろな経験をして視野を広げていきたい。
・緊張してしまい聞きたいことをあまり聞くことができなかった。今回の反省点である。細かいことでも質問できる勇気を身につけたい。
・これからの大学生活で多くの人と関わることで自主性や社交性を身につけていきたい。他の学生より一つ多くの経験を積むことができたので、今回学んだことを活かして進路についてよく考え、就職活動に役立てたい。

 

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