ジョブシャドウイングレポート(山二建設資材株式会社)

ジョブシャドウイングレポート(山二建設資材株式会社)

 

 

 平成30年2月19日(月)、山二建設資材株式会社(秋田市御所野湯本三丁目1-5)において、ジョブシャドウイングを実施しました。同社は、主に住宅用建設資材の問屋部門と総合建設業者(ゼネコン)が受注した工事(住宅以外)を請け負う部門の事業を行っています。
 参加者は、システム科学技術学部建築環境システム学科2年生4人です。
 はじめに、本社管理部総務課課長の山浅 仁さんから日程説明と会社概要についての説明があり、続いて建設現場に移動し、建設中のスポーツ整形クリニックや秋田港中島埠頭に建設中のターミナル施設や屋根付き歩行者用通路の建設の様子などを車中から見学しました。午後からは、メンターから指導をいただき、パソコンでVRソフトによる自由に手書きした住宅の間取り図面から立体画像が作成される体験やVR専用室でVRメガネを使用して3次元映像によるリアルな住宅を体験しました。
 経営者講話では、田口清光代表取締役社長から仕事についての考え方や人とかかわることの大切さなどについて話していただきました。学生からは、社員が仕事に関して忘れてはいけないことは何か、秋田で働くメリットは何か、仕事を続けられる魅力や楽しさとは何かなど、質問が次々に出され、田口社長から丁寧な説明と助言をしていただきました。本学OBや若い社員の方々との意見交換では、学生から、仕事で目標としていることは何か、なぜ秋田に就職しようと思ったのか、学生のうちにやっておいたほうが良いことは何か、仕事で大切にすべきことは何かなど質問が出され、社員のみなさんは、入社してから感じたことなどを率直に応えてくれました。
 今回のジョブシャドウイングでは、実際に働いている人たちの考え方や職場を観察することができました。将来職業を選択するときの参考にしてほしいと思います。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・社員同士のコミュニケーションの良さなどが感じられた。
・会社は未知の世界なので、気軽に訪問し体験できるのはとても魅力的
・一番印象に残っているのはVR体験。これを使用することにより依頼者が自分の理想とする住宅に近づくのが格段に速くなり安心して依頼できると思った。
・今後はインターンシップに参加することとなり、見学ではなく実際に働く側で体験することになるが、積極的に参加し知見を広め、充実した仕事ができるように励みたい。

 

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・秋田に残りたいという気持ちが強くなった。悔いの残らない就活にしたいので、企業情報をもっとたくさん集めようと思った。
・実際に働いている方の話や現場を見て、雰囲気も良く充実している感じがした。自分は早く就職して仕事をしたいと思っていて今回のジョブシャドウイングを通してますますそう感じた。人付き合いや自分のスペック(仕事のできる資格)も仕事では大切だと思い、これからの生活で磨いていきたい。

 

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・せっかく4年制大学に通っているのだから、いろいろなことを最大限に利用して残りの大学生活を頑張ろうと思った。知識を深めたり、コミュニケーション能力を上げたり、友人をたくさん作ったり、やりたいことが増えた。
・意見交換で社員の方皆が学生のうちに勉強したほうが良いとおっしゃっていたので、できるうちに知識を蓄え、社会に出ようと思った、
・仕事をしながら資格の勉強を両立させるのは難しいと体験談を話してくれたので、その言葉を信じて勉強に励みたい。
・建築環境システム学科で研究室を選ぶ際、計画・構造・環境・材料のいずれかに分かれてしまう。就職したときには自分の研究した分野だけでなく、他の分野の知識も必要になることが今日分かったので、それぞれの分野の最低限の知識を身に付けたいと思った。

 

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