ジョブシャドウイングレポート(インターフェイス株式会社)

ジョブシャドウイングレポート(インターフェイス株式会社)

 

 

 平成30年2月19日(月)、インターフェイス株式会社(秋田市中通二丁目8-1)において、ジョブシャドウイングを実施しました。参加者は生物資源科学部応用生物科学科の1年生4名、2年生2名の計6名です。定員4名での募集でしたが、化粧品を扱う、女性には興味深い分野の企業であったためか参加希望者が多く、2名増員して受け入れていただきました。
 インターフェイス株式会社は、化粧品や肌に関する日用品、機能性食品などの安全性や有用性を研究・調査する臨床試験受託機関です。平成18年に設立された秋田発のベンチャー企業で、秋田の人をモニターに、新製品の開発のため国内外の大手メーカーから依頼された化粧品などの臨床試験を行っています。一昨年、秋田駅前の「フォンテAKITA」7階に事業所を移転し、従業員は25名、登録モニターは1万人を超えています。
 今回は、会社概要の説明、職場見学、ランチミーティング、意見交換、経営者講話のプログラムで実施しました。
 人事担当者からの会社概要の説明後、職場見学では、本学の卒業生3人にメンターとして対応してもらい、肌の測定や肌写真の加工、データ整理、モニターに渡す製品の準備などの業務を実際に体験しながら学んでいました。
 経営者講話では、野澤一美代表取締役から、起業までの経緯や会社のビジョン・経営理念などについて話していただくとともに、学生からの質問には一つ一つ丁寧に答えていただきました。
 ランチミーティングでは、メンターと参加学生だけで昼食を取りながら懇談し、会社や仕事の話のほか、学生時代の話や、就職活動のことなどの話を聞くことができたようです。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・インターンシップとは異なり、和やかな雰囲気だったので、積極的に質問することができた。仕事を体験することができて、働くことのイメージを持つことができた。
・企業について初めて知ることがとても多かった。また、OGや社長のお話を聞いて、社会に出て働くこと、今後すべきことなど、たくさん考えられてよかった。
・これまで参加した企業のジョブシャドウイングと異なり、業務に関わる作業をさせていただいた。社長のお話は学生だけでなく社会人にも聞いてもらいたいものだった。仕事の内容が明確になるだけでなく、話し合いも充実したものになったと思う。

 

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・当たり前に就職するものと思い込んでいたが、改めてなぜ就職するのか、何のために働くのかを考える良い機会になった。
・子供がいる方の在宅勤務や子連れ出勤など、女性にとっては働きやすい環境が整っていて、職業選びの際、この点についても考えていきたいと思った。
・社長のお話を聞いて、自分がする仕事に対して責任を持つこと、重要さを理解することが非常に大切であると感じた。人と関わる仕事をするときに、相手に興味を持ち、相手の気持ちになって考えることで信頼関係を築けることを学ぶことができた。


◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・未来の自分が、今のことを後悔しないように、いろいろなことに真剣に取り組み、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思った。
・今回、人との接し方について教えていただいた。自分の話を聞いてもらうには、相手を知りたいと思い、自分の心を開くことが必要なのだと改めて感じた。
・大学に入学し卒業したからといっても、自分に能力が身に付いたことにはならず、自分が努力し、がむしゃらに取り組むことが大切だと感じた。無駄なことはなく、後々自分に意味のあることになると信じて、いろいろなことに取り組みたい。

 

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