ジョブシャドウイング実施報告(株式会社ヤマダフーズ)

 令和元年9月20日(金)、株式会社ヤマダフーズ(仙北郡美郷町野荒町字街道の上279)において、生物資源科学部の学生を対象にジョブシャドウイングを実施しました。参加者は応用生物科学科の1年生6名、生物生産科学科の1年生2名の計8名です。同社には平成27年度以来、毎年本学のジョブシャドウイングを受け入れていただいており、5度目の実施となりました。
 納豆発祥伝説のある美郷町(旧仙南村金沢)で納豆を製造する株式会社ヤマダフーズは、本県の食品産業を代表する企業で、納豆を中心に、豆腐や湯葉、豆乳など大豆加工食品を製造しています。業務用納豆の国内シェアは7割を占め業界No1です。
 本学の卒業生は、現在11名が在職しています。

【概要】
 今回は、会社概要説明、経営者講話、品質管理課見学、ランチミーティング、食品開発研究所見学、意見交換のプログラムで実施しました。
 経営者講話では、山田伸祐代表取締役社長から、どういう思いで食品製造業を営んでいるかという会社経営の話や、「自分の人生は自分で創る」、「失敗を恐れず今までやったことのないことをやってみる」など学生へのアドバイスもいただきました。
 品質管理課では、品質保証、品質管理のほか品質検査やクレーム対応の業務もあることなどの説明を受けました。
 食品開発研究所では、本学の卒業生にメンターを務めていただき、新商品の開発や納豆菌の培養、製品の分析などについて丁寧に説明していただきました。

【学生の声】
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・社員の方々の生の声を聞いたり、働く現場に実際に行って自分の目で見ることで、インターネットで調べたときに感じたイメージとはまた別の印象を受けることができたのでよかった。
・企業のことや、品質検査、研究所のことなど知ることができよい経験になった。実際に現場で働いている方の姿を見たり、説明を受けたりすることで新たな発見もすることができた。

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・経営者講話を聞いて、職業選びは、自分が成長できる場所を選ぶことが大事だとわかった。また、大学で学んだ知識を生かせる会社を選ぶことも大切だと感じた。
・周囲の評判でなく、自分がやりたいことで職業を選択することが大切だと感じた。また、実際に働く現場を見学することでイメージを膨らませることも重要だと思う。

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・今回の企業訪問で、食品関係の仕事により一層興味を持つことができたので、大学で取得できる資格に挑戦することもしていきたい。
・研究職は主に個人活動が多いと思っていたが、実際に働いている人に話を聞いてみると、他部門の社員さんや他企業の人たちとの関わりが多いそうなので、これからコミュニケーション能力を培っていきたい。

会社概要の説明
会社概要の説明

経営者講話①
経営者講話①

 

経営者講話②
経営者講話②

品質管理課の見学①
品質管理課の見学①

品質管理課の見学②
品質管理課の見学②

食品開発研究所の見学①
食品開発研究所の見学①

食品開発研究所の見学②
食品開発研究所の見学②

食品開発研究所の見学③
食品開発研究所の見学③