ジョブシャドウイング実施報告 (エイデイケイ富士システム株式会社 )

令和元年8月20日(火)、エイデイケイ富士システム株式会社七曲開発センター(秋田市河辺戸島字七曲台315)においてジョブシャドウイングを実施しました。同社はプラントシステムの監視・制御技術、ネットワーク・Web開発技術に力を入れ、ソフト開発トータルQCD実現力(国内外分散開発)を特徴として、自社開発商材も多数保有しています。
 参加した学生は、システム科学技術学部情報工学科2年生4名・1年生1名の計5名でした。

【概要】
 加藤グループリーダーから日程説明等があった後、齋藤代表取締役社長から経営者講話があり、会社の沿革や基本理念・社員行動指針のほか、経営方針や目標・将来像などについて、詳しくお話し頂きました。続いて、川本課長から情報ビジネス部門の紹介と題して、Society 5.0やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)動作サンプルの紹介、同社の商材やDX(デジタル・トランスフォーメーション)について説明して頂きました。その後、システム開発の現場に移動し、本学OBなど若手社員から業務の説明を受け、学生たちはパソコン画面に見入っていました。
 ランチミーティングは、若手社員と交互に座って食事をしながらの歓談となり、社員一人一人から、IT業界を選んだ理由やIT業界を目指す人へのアドバイス等が述べられました。
 午後からは、引き続いて開発現場を見学した後、意見交換に移りました。学生からは、DX戦略部の具体的業務やVR・MRに係る取組、情報産業の状況や料金の決め方、残業の状況や就活のポイントなど様々な質問がなされ、金子部長代理・加藤グループリーダーから丁寧に回答して頂きました。

【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は?
・実際に企業を見学してみて良い経験になった。ジョブシャドウイングに参加して良かった。現場の雰囲気に触れてみて、もっと重い感じだと想像していたが、全然そのようなことはなかった。就活時の面接ではコミュニケーションが重要だということが、とても良く理解できた。また、大学OBの話も聞くことができて、今後の生活の参考になった。
・現場を見学し、実際に仕事の仕方を見ておくのと見ていないのとでは違うものだなと思った。自分が考えていた以上に複雑かつ時間が掛かりそうな仕事だなと思うし、人とのコミュニケーションが重要そうだなとも思う。

○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・「秋田という地は落ち着いて仕事ができる」「地元だから居心地が良い」といった社員の感想から、秋田で働くことのメリットは精神的な部分が多いことが分かった。気持ちよく働けることは、とても羨ましいことだと思った。地元が持つメリットについて自分が感じることを改めて探ってみようと思った。
・高校の先生や周りの人は都会の企業を薦めるが、実際にIT企業で働いている人の話を聞くと、自分のしたいことを仕事にしたほうが良いという意見もあり、就活の時には視野を広げて職業選びをしたいと感じた。

○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・何かを自発的に行うという習慣を身につけておきたい。仕事において、自分から行動することが大事であることは理解しているので、考えて行動を起こすまでのプロセスを自分で行えるように努力したい。
・大学在学中に情報処理に関する資格を持ち、自分の力で1つアプリ開発ができるように、技術やスキルを長期休み中に勉強して自分の武器にしたいと感じた。
 

エイデイケイ富士システムでのジョブシャドウイング
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