ジョブシャドウイングレポート ( 株式会社 タニタ秋田 )

 平成31年2月20日(水)、株式会社タニタ秋田(大仙市堀見内字下田茂木添28-14)においてジョブシャドウイングを実施しました。同社は計測器大手メーカー(株)タニタの子会社であり、タニタグループ唯一の国内生産工場です。体組成計などの各種計量機器や医療機器の設計から部品加工、製品組立、出荷、アフターサービスまで一貫して行っています。参加した学生は、システム科学技術学部機械知能システム学科2年生1名、電子情報システム学科2年生7名の計8名です。

【概要】
 日程説明・諸注意の後、五十嵐代表取締役社長より講話を頂きました。同社はタニタのハードを作る位置づけにあり、製品の設計開発から完成まで行う企業は県内に少ないこと、多様なニーズに応え暖かみのある製品を作るには、人手に頼る部分も多いこと、就活に際しては、給料だけでなく福利厚生面にも着目したほうが良いこと等のお話がありました。その後、総務の山田さんから同社の沿革や生産品目、生産実績や労働構成などの概要説明を受け、実際に広い工場内を案内して頂きました。昼食・休憩のあとは、技術部・進藤さんの指導で、回路図・パターン図の作成練習を2人一組で行いました。パソコンに向かい、初めての作業に戸惑いながらも熱心に取り組み、業務の一端に触れることができました。

【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は?
・実際に訪問して見学してみると、ネットからの情報だけでは手に入れないような貴重な体験をすることできた。設計部門の人達が仕事として行っている回路設計などを自分達で体験してみたが、難しかった。
・実際に工場を見学して、設計から出荷まで一貫して行っていることがすごいと思った。また、金型も作成しているのには驚いた。設計などの体験をさせてもらったが、実際の仕事のイメージができたので良かった。
・今回タニタ秋田に来て、製品を一から作っているところを見ることができた。プラスチックの成形からソフトの製作まで全て行っていて、見応えがあった、機械科では触れることはできないのであろう基盤CADの体験もできて楽しかった。

○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・いま学んでいる分野でなくても、会社に入ってから学ぶ人もいると聞いて、興味のある他の分野も考えても良いと知った。
・職場に応じて、様々なことができるよう日々チャレンジしていく積極性が大切になると感じた。学んでいる分野だけでなく、色々なことに挑戦していきたい。
・自分の仕事が実際に社会に役立っていることを実感できるというのは、とても大きなやりがいになると感じた。また、一つの会社で全て行うというのは見通しがよくて良いと思い、そういった企業で働きたいと思った。

○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・まずは講義などを通して、色々な知識を吸収していきたいと思った。加えて、様々なことに挑戦していきたいと思った。
・プログラミングや回路などの他にも、様々なことを知りたいと思った。
・CADの使い方をしっかり身につけたいと思った。機械科の専門だけでなく、プログラミングなどの電子系の専門についても、詳しく学ぶ必要があると感じた。 
 

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング

株式会社タニタ秋田でのジョブシャドウイング