ジョブシャドウイング実施報告(日立オートモーティブシステムズ株式会社秋田事業所)

ジョブシャドウイングレポート 
( 日立オートモーティブシステムズ株式会社秋田事業所 )

 平成30年9月14日(金)、日立オートモーティブシステムズ株式会社秋田事業所(横手市安本字下御所野1-2)において、ジョブシャドウイングを実施しました。同事業所は、自動車機器・システムメーカーである日立オートモーティブシステムズ株式会社の国内事業所の一つで、電動式パワーステアリングを主要製品として製造しています。
参加した学生は、システム科学技術学部機械知能システム学科2年生2名、機械工学科1年生1名、秋田大学1名の計4名でした。

【概要】
 小峯部長及び担当の松井さんから日程・会社概要の説明があった後、井本秋田事業所長から経営者講話を頂きました。井本所長からは、学生時代の知識は限定的であると入社後しみじみ感じたこと、ロジカルにものを考えること、疑問を持って勉強すること、仕事は明るくやることなどのアドバイスのほか、会社の課題等についてもお話頂きました。その後、工場全体の見学に移り、お昼には若手社員の田沼さん・金井さんとランチミーティングを行い、北米工場増設の仕事や県外出身者が秋田で働くこと等が話題となりました。
 午後からは、石田部長の案内で新設備の稼働準備状況等を見学しました。最後の意見交換会では、入社してから仕事を覚えるまでの様子や他部署との関わり、数学・物理の勉強や学生時代に行っておいたほうが良いこと、会社の繁忙期や残業の状況、海外での生活など突っ込んだ質問もあり、田沼さん・金井さんから丁寧にお答え頂きました。

【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は?
・車のパワーステアリングの製造に関して学ぶことができた。また、実際にこれから海外で稼働する製造マシンを見ることができて良かった。しかし、エンジニアの方の話が少々難しいところもあった。学生時代のうちに、できるだけ知識を蓄えておきたい。
・若い社員の方々の話を聞くことができ、質問に対する答えや話を聞いて活き活きとしており、いい社風だなと思いました。板挟みになり辛いことや大変な仕事もある中、どこか自信が感じられ、入社してただ言われたことをやるのでなく、積極性が大事だなと思いました。

○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・意外と残業しないものだなと感じた。エンジニアは残業が多いイメージであったが、働き方改革がなされていると分かった。
・自分の好きなこと、興味があることは、やはり働く上で大きなモチベーションになるし、働く原動力になるなと思いました。また、どの企業に入ったとしても、所長さんがおしゃっていたように、明るくやることが大事だなと思いました。

○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・海外に行くことも多いと聞いたので、大学四年間で英語は話せるように勉強していきたいと思った。機械の専門の勉強をしているとき、行き詰まったら今日のことを思い出して頑張りたい。
・所長さんもおっしゃっていたように、機械科の学生として測定の技術や方法を学び、身に付けて行かなければと思いました。
 
 

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【日程・会社概要説明】 

 

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【経営者講話】

 

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【職場観察1】

 

 

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【職場観察2】 

 

 

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【職場観察3】 

 

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【ランチミーティング】

 

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【職場観察4】 

 

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【意見交換】