ジョブシャドウイングレポート(エイデイケイ富士システム株式会社)

ジョブシャドウイングレポート ( エイデイケイ富士システム株式会社 )

 

 

 平成30年8月7日(火)、エイデイケイ富士システム株式会社七曲開発センター(秋田市河辺戸島字七曲台315)において、ジョブシャドウイングを実施しました。同社は、プラントシステムの監視・制御技術、ネットワーク・Web開発技術に力を入れ、ソフト開発トータルQCD実現力(国内外分散開発)を特徴として、自社開発商材も多数保有しています。

  参加した学生は、システム科学技術学部電子情報システム学科2年生6名、情報工学科1年生名、そして秋田大学から1名の計8名でした。

 

【概要】
 日程説明の後、齋藤代表取締役社長から経営者講話があり、会社の沿革や中期事業計画、基本理念・経営方針・社員行動指針のほか、会社が成り立つ仕組みなど、詳しくお話し頂きました。続いて、鈴木執行役員から「世の中の動向」と題して、Society 5.0や秋田デジタルイノベーション推進コンソーシアム等について説明を頂きました。
 その後、システム開発の実際等について、若手社員や本学OB社員からPC画面を見ながら説明を受け、学生たちは業界で多用されているデータベース言語等に興味津々でした。
 ランチミーティングでは、若手社員と交互に座り、食事をしながらの歓談となり、若手社員一人一人からは、IT業界を選んだ理由や学生生活へのアドバイス等が述べられました。
 午後からは、情報セキュリティ対策の状況や会議の様子を観察しました。
 意見交換会では、学生時代に取得したほうがよい資格や、プログラマーと年齢の関係、自社商材を開発した端緒や秋田で働いての感想など様々な質問がなされ、金子センター長・加藤グループリーダーから丁寧に回答して頂きました。

 

【学生の声】
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・実際の職場を自分の目で見たことが良かった。会社の雰囲気だったり、仕事の内容を細かく知る機会は中々ないので、参加して詳細を知ることができて良かったと思う。
・講義でプログラミングについて学んできたが、何にどう活用できるのか分かっていなかったため興味を持てないでいたが、今回のジョブシャドウイングでソフト系企業について詳しく知ることができ、興味を持つことができた。進路の幅が大きく変わった。その企業だけでなく、業種についても学ぶことが沢山あったので良かった。
・1年生で就職はまだ先だが、就職してからのイメージや自分が何をしたいのか考える手助けとなり、参加して良かったと思っている。

 

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・IT関連といっても、ネットワークを作る部門・インフラを構築する部門・ハードウエアの性能自体を作る部門など様々あって、プログラミングだけじゃないと思った。
・大学に入学するときは、入れる所に入るという感じで、取り敢えず勉強できる所を選んだが、仕事は本当に自分がやりたいと思っていることを考えて、仕事に就かなければならないと感じた。
・システムエンジニアかプログラマーになりたいと思っているが、ブラックであったり辛いとよく聞くので心配であったが、実際はそのようなことがなくて安心した。しかし、企業をよく見て、自分に合った職場である必要があるとも思った。

 

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・専門知識だけでなく、幅広い学問を学んでいきたい。また、自分の興味のある業種に関する資格を取っておきたいと思った。
・興味を持ったキーワードは調べる姿勢を作っていこうと思った。広く浅く勉強していきたい。ゲームプログラムに興味を持っているので、開発を通してプログラミングや企画の仕方などを身に付けたい。
・技術的なことを身に付けていきたいが、それ以上に人に自分の意見を言えることや伝わるように説明すること、人と協力して行うことができるようにしたいと思った。

 

 

 

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【経営者講話】

 

 

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【会社紹介等】

 

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【職場見学1】

 

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 【ランチミーティング】 

 

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 【職場見学2】

 

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【意見交換会】