ジョブシャドウイングレポート(秋田指月株式会社)

ジョブシャドウイングレポート(秋田指月株式会社)

 

 

 平成29年9月6日(水)、秋田指月株式会社(雄勝郡羽後町足田字南田35-2)において、ジョブシャドウイングを実施しました。参加者はシステム科学技術学部機械知能システム学科1年生2名と2年生1名、電子情報システム学科1年生2名の計5名です。
 秋田指月株式会社では、EV・HEVなどの自動車用途品や自然エネルギーなどの電力変換用途品、環境との調和を目指す省エネ製品などを生産しています。従業員は359名、システム科学技術学部卒業生が5名在職しています。
 ジョブシャドウイングでは、はじめに中川総務部部長から会社の概要や諸注意の説明をしていただき、続いて足達信章代表取締役社長から経営ビジョンや経営戦略などをテーマに経営者講話をしていただきました。参加学生に対し「学生時代に自分が納得できることをやること。まずはやりたいことを見つけて、やってみることが大切」とアドバイスをいただきました。ランチミーティングには足達社長のほか、本荘キャンパス21年度卒業の佐々木和博さん、27年度卒業の永澤 雅さんにも加わっていただき、和やかな昼食会となりました。職場観察では佐々木さんと永澤さんがメンターとして工場を案内していただき、自動車や家電用のコンデンサ製造ラインを観察させていただきました。
 意見交換では、参加学生からこれからの学習方法や学生生活目標、就職への対応などについて積極的に質問が出され、足達社長と二人の先輩から丁寧に助言していただきました。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・ジョブシャドウイングに参加するまでは、授業で習ったコンデンサについて性質を知ってもどのような用途があるのかが想像できなかったが、見学や説明を聞いてコンデンサが様々な分野で必要とされているのが分かった。
・実際の会社を見学でき、現場を近くで見られ良い経験になった。過去のトラブル(作業ミス)の注意を促すPOPや部品置場、発注等の作業場所がわかりやすいPOP等があり、良く工夫されていることが分かった。U字型のレーンなど「効率化」をしっかり実行しており、本当により良くするため変化を続けている会社なのだと感じた。
・効率化の工夫や人とのコミュニケーションの取り方(目指すビジョンの共有等)を自分の考え方に取り入れたいと思った。
・客のニーズに全力で応える「ものづくり」という姿勢や、トラブルを改善したり未然に防いだりするシステムを自らの会社で構築していたのは画期的だと感じた。また「ものづくり」と「人づくり」は表裏一体であり、どちらかが欠けると会社としてはうまく発展しないということを聞き、会社としてのチームワークの強さが伝わってきた。
・1年生ということで自由に質問ができてとてもためになった。また、食事を共にすることで会社の人と話しやすかった。年の離れた人とあまり話をする機会がないため良い経験になった。このようなことを増やしていきたいと考えるようになった。


◎この経験を今後の学生生活にどう行かしたいと思いますか。
・今回の経験で、今まで習った知識を活かす道、その知識の重要性を学ぶことができたので、これからの学生生活のために上半期で習った基礎科目の徹底した復習をし、後期のための土台をしっかり固めていきたい。
・大学生活ではいろいろな経験をして、考え方を幅広くしたいと思った。何かを人と成し遂げるときには、みんなで同じ目標を持つことが大切だと感じた。 

 

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