ジョブシャドウイングレポート(株式会社アチカ)

ジョブシャドウイングレポート(株式会社アチカ)

 

 

 平成30年2月23日(金)、株式会社アチカ(秋田市川尻町字大川反170-179)において、ジョブシャドウイングを実施しました。
 同社は、主に自治体や民間企業向け情報システムの開発導入・構築・保守事業や地図データを作成するGIS事業を行っています。参加した学生は、システム科学技術学部機械知能システム学科2年生1人、電子情報システム学科2年生2人、1年生2人、経営システム工学科2年生1名の合計6人です。
 日程説明・会社概要説明の後、大槻忠則代表取締役から経営者講話を行っていただきました。大槻代表取締役は、会社を設立するまでの経緯や体験、設立してから現在に至るまでの状況について詳しく紹介してくれました。また、起業についても触れ、できれば起業してみてほしいが継続するためには信用を得られることが大切との助言をいただきました。学生たちは、大槻代表取締役の会社や社員を大切に思う熱い気持ちに触れ、「働くこと」について深く考える機会になったようでした。
午後からは、事業概要の説明を受けた後、職場で実際に執務している様子や情報セキュリティ対策の状況などについて観察しました。
 意見交換では学生から、学校と入社してからの勉強がどう違うか、(自治体の情報システム運用で)各部門に法律のスペシャリストはいるのか、どのようなときに仕事にやりがいを感じたかなど活発に質問が出され、メンターからは一つひとつ丁寧に説明していただきました。
 今回のジョブシャドウイングでは、情報システムの開発・構築・保守を行っている企業で、情報システムを運用する企業における厳格なセキュリティ対策の状況やそこで働く人たちの思いに触れることができました。将来秋田での職業を選択する際の参考にしてほしいと思います。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・来年度のインターンシップに向けて、具体的なイメージを膨らませることができた。
・ (ペーパーレスのために)タブレットを用いたり、職場がフリーアドレスだったりと進んでいると思った。質問もしやすくて、快く答えてもらえた。
・経営の5Sがしっかり行われていて、働きやすい、効率的な職場だと思った。
・情報関係の企業は想像以上にセキュリティに力を入れていることが分かった。

 

◎職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・自分が働くことを考えたとき、インターンシップのみで決められるとは思えない。ジョブシャドウイングを通して何社か見てきたので視野が広がった。
・職場の雰囲気が良いところ、社長が従業員思いのところが、働きやすく成長できる環境にあると思う。
・働く際、多方面から物事を見ることが大事だと繰り返し聞いた。常に新しい技術・モノに目を向け、それに関して知ることを積極的に行うことが、どのような職種であっても大切であることを知った。

 

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・様々なニュースに興味を持つために常にアンテナを張り、考えて行動するようにしていきたい。
・「なぜなぜ分析」を用いて責任の追及ではなく、原因の追究をしたい。
・アンテナを広げるということを意識したい。希望職種でなく、今まで学習したことと違う環境になっても対応できる力を身に付けたい。

 

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