ジョブシャドウイングレポート(マックスバリュ東北株式会社)

 平成31年2月13日(水)、マックスバリュ東北株式会社(秋田市土崎港北一丁目6-25)において、ジョブシャドウイングを実施しました。参加者は生物資源科学部生物環境科学科の1年生1名、アグリビジネス学科の2年生2名の計3名です。同社では、平成28年度から本学のジョブシャドウイングを受け入れていただいており、3度目の実施となりました。
 秋田市土崎に本社を置くマックスバリュ東北株式会社は、秋田、青森、岩手、山形の4県でマックスバリュやザ・ビッグなどの食品スーパーマーケット94店舗を展開するイオングループの企業で、本学の卒業生は、4名在職しています。

【概要】
 今回は、本社と店舗「マックスバリュ港北店」(秋田市土崎港北七丁目2-20)において、会社概要の説明、店舗見学、ランチミーティング、経営者講話、本社各部署見学、意見交換等のプログラムで実施しました。
 プログラムにはありませんでしたが、当日は、本社で副店長セミナーが開催されており、その様子も一部見学させていただきました。
 港北店では、店長と農産部門のチーフから、店舗での仕事や管理運営などについて話を聞いたあと、店舗内の各部門やバックヤードを回り、商品陳列の工夫や商品管理の方法などを説明していただきました。
 ランチミーティングは、本社商品本部のバイヤーに加わっていただき、商品開発の苦労話なども聞くことができました。
 経営者講話では、佐々木智佳子代表取締役社長から、各エリアでランチミーティングを開催して社員の意見を取り入れていること、災害時の被災地支援を積極的に行っていること、「目くばり・気くばり・心くばり」をモットーにしていることなどの話をしていただきました。
 また、営業、商品、販売促進、総務、人事教育など全ての部がワンフロアーにまとまって配置されている本社事務室を訪問し、各部署の業務内容などの説明を受けながら、本社での仕事の様子を観察しました。

【学生の声】
◎ジョブシャドウイングの感想は?
・店舗から本社の管理部門まで幅広く見学させていただき、知見を広げることができた。また、一日を通して対話、質問の機会が多く、期待以上の成果を得ることができた。 
・実際に企業の雰囲気を体験するために参加したので、雰囲気を存分に体験することができた。
・企業について調べるだけでは分からないことや、自分が知りたいことなどを直接企業の方々に答えてもらうことができ、とても勉強になった。会社の雰囲気や働く人の人柄などを実際に感じることができ、貴重な体験になった。

◎職業選びや自分が働くことについて感じたことは?
・年収だけでなく企業の取り組みや福利厚生を考慮して職業を考えることも大事だと感じた。上に立つことはあまり得意ではないが、挑戦することもまた大事だと思った。
・今回のジョブシャドウイングを通し、小売の仕事に対するイメージが変わった。販売はもちろんだが、指導や商品開発など幅広い分野を移動、体験できる仕事だと思った。職種とと実際の仕事を直結して考えることなく、職業を考えたい。

◎これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・慣れない場所だと萎縮してしまうので、自分の意見を大きな声で述べることができるようになりたい。リーダーのような役職に就いた経験があまりないので、これからの大学生活でそのような経験を積んでいきたい。
・この仕事にこれが必要などと固く考えず、様々な分野を今後の学生生活で学んでいこうと思った。また、常に社会の情報を取り入れ、変わりつつある現状や問題にも目を向けていきたい。
 

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング

マックスバリュ東北株式会社でのジョブシャドウイング