学生自主研究

学生自主研究

学生自主研究は新入生と2年生が行うことができる制度です。学生は研究テーマを決定し、グループを組織し、計画を立てて実施することになります。また、指導教員が必要なアドバイスを行い、実験スペースや機材、そして研究資金を交付して、学生の研究をバックアップします。この制度は主役が学生自身です。入学前から興味を持っているテーマやこれから自分が取り組もうとする分野などに積極的に取り組むことができます。

応 募 資 格
1・2年次の学生が行うことができます。なお、3年次以降は、本格的に専門分野の研究を行うこととなります。
研 究 期 間
研究は、その研究を開始した年度内に終えることが原則です。翌年度も引き続き研究を行いたい場合には、再度、応募することができます。
研 究 資 金
1件あたり15万円程度を限度として、大学は各研究グループに資金を交付します。研究計画に沿って、計画的に研究を行うことが必要になります。

学生自主研究レポート

秋田県立大学機関リポジトリ

学生自主研究の研究成果(平成28年度研究成果~)は秋田県立大学機関リポジトリで閲覧することができます。


システム科学技術学部[研究例]レポート

★研究テーマ
 紫外線による材料の劣化と
 周辺環境との関係について
★研究グループ名
 紫外線研究グループ
★メンバー
 建築環境システム学科/1名
 阿部 穂積(秋田県/由利工業高等学校出身)

Q. この研究を選んだ理由と目的を教えてください

建物、特に外装材は長期間太陽光や雨水などに晒されています。太陽光には変色作用をもつ紫外線が含まれており、それが建材にどのような劣化をもたらすのか疑問に思ったため、この研究を選択しました。今回は木材を中心として5種類の小試験体を用意し、屋外での紫外線劣化と紫外線を照射する機械を使った2種類の実験を行い、紫外線による変色と雨水など紫外線以外の要素が劣化にもたらす影響について観察しました。

Q. 学生自主研究の良いところを教えてください

入学してすぐに実験や研究を行うことができ、先生からの指導を受けたり実験器具の使い方を学んだりしたことで自分の興味のあることについてより深く理解することができます。また、入学当初に進みたい分野がはっきりしている人はもちろん、まだ具体的には考えていない人も講義では行えないような体験ができるため、自分の進路を決めるときにとても役立つと思います。

Q. 学生自主研究で得たものは何ですか?

変色の度合いを比較するために用いる測色計や、紫外線計測器の使用方法を学ぶことができました。加えて既往の研究論文を多く読んだことは、今回の研究では時間が足りず観測できなかったことが分かったり、次回の研究内容の参考になったりしました。また報告書及びポスター、実験データなどをまとめるにあたって、専門知識のない人でもわかるような言葉の選び方や見やすいまとめ方を考えてまとめるようにしました。

Q. 高校生の皆さんへのメッセージ

高校生から専門的な知識を持っている人は多くありません。学生のほとんどがその分野の初心者です。本学は1学科が30人から60人と少人数編成なので学生同士の交流も多く、先生との距離も近いため、1人ひとりが自分の興味のあることに向き合い知識や経験を積むことができます。また、この学生自主研究や早い段階からインターンシップなど様々なことに挑戦できるのも良いところです。ぜひオープンキャンパスなどに遊びに来てください。

★研究テーマ
 有用酵素をもつ菌を
 秋田の温泉から探そう

★チーム名
 二湯流
★メンバー
 応用生物科学科/2名
 高橋 一成(宮城県/仙台第一高等学校出身)
 梅津光(山形県/東桜学館高等学校出身)

Q. この研究を選んだ理由と目的を教えてください

本学に学生自主研究制度があることは入学前から知っていて、取り組んでみたいと思っていました。もともと乳酸菌に興味があり、牟田口先生の研究室を訪れお話を聞いていく中で、先生の研究テーマであるD-アミノ酸に興味を持ちこの研究を始めました。自主研究を始めた目的として、1年生のうちから研究をしてみたかったことが挙げられます。1年生から好きな研究ができる大学は少ないと思い、この貴重な機会を是非とも活用したいと考えていました。

Q. 学生自主研究の良いところを教えてください

学生自主研究の良いところとして3つ挙げられます。まず1つ目に、自分が興味があることを1年生のうちから深く研究できる点です。1年をかけてじっくりと本格的な実験ができるので、実験器具や操作のスキルも身につけられます。2つ目は、先生との距離が近いことです。疑問に思った点や、もっとこうしたら良いのではないかという意見を親身になって聞いてくれます。3つ目に、学習意欲が高まるという点です。普段の講義で得られた知識を自主研究で活かすことができたり、反対に自主研究で得られた技術を実験で活かしたりできます。

Q. 学生自主研究で得たものは何ですか?

自主研究で痛感したことは、実験が思うように進まないことです。こちらが想定していない結果が出たり、出てほしくない結果が出たときは驚いたり、落ち込んだりすることがありました。研究の大変さは、やはり取り組んでみないと分かりませんでした。それでも粘り強く先生と頑張ることで最後には結果を出すことができました。諦めない心と臨機応変に対応する力を自主研究で養うことができたと思います。

Q. 高校生の皆さんへのメッセージ

秋田県立大学は本気で頑張る学生を、本気で応援してくれる大学です!! 先生だけでなく大学の職員の皆さんとの距離も近く、頑張れる環境が整っています。小さな大学ではありますが、それゆえに一人ひとりへのサポートは手厚いです!高校生の皆さんにも秋田県立大学でしかできないことに取り組んでほしいなと思います。皆さんのことを待ってまーす^^