秋田県広報誌『あきたびじょん』に本学の研究成果が掲載されました

  秋田県広報誌『あきたびじょん』3・4月号に、生物資源科学部生物生産科学科の藤田 直子教授(専門:植物生理学)が秋田県農業試験場などとともに開発したお米「まんぷくすらり」が掲載されました。
 

進化する秋田のお米「まんぷくすらり」

 高レジスタントスターチ米といわれる「まんぷくすらり」は、食物繊維と似た働きを持つ消化しにくいでんぷん(難消化性でんぷん)が、あきたこまちの約10倍高いのが特長です。そのため、腹持ちが良く、満腹感が得られるほか、食後の血糖値の上昇抑制作用、腸内環境の改善、整腸などの効果も期待できます。精米での販売をはじめ、健康に役立つ食品への応用も注目されています。「新たな用途を生む高付加価値米を開発することで秋田の農業を活性化したい」と話す藤田教授は、自らベンチャー企業を立ち上げ、商品開発や販売、販路拡大にも着手。秋田の未来を変える挑戦が始まっています。
 

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