令和4年度スマート農業指導士育成プログラムが開講しました!!
ー「令和4年度スマート農業指導士育成プログラム」の開講式ー
文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」認定課程
5月26日、大潟村のサンルーラル大潟で、社会人を対象とした新しい教育プログラム「令和4年度スマート農業指導士育成プログラム」の開講式が行われました。
本教育プログラムは、本学アグリイノベーション教育研究センターが、スマート農業技術の普及、指導に貢献できる人材の養成を目的として今年度から開講するもので、本学が指定するカリキュラムを履修し、レポート提出等の条件を満たして修了された方には、本学が認定する独自の資格『スマート農業指導士』の資格を授与します。
本教育プログラムの記念すべき1期生は、農業従事者や県、JA職員など農業関連事業の従事者で、県内外から集まった20代~60代の23名です。本学教員を含む20以上の企業・団体の方を講師に迎え、受講生は来年の2月頃まで34科目73時間の座学・演習を履修し、スマート農業を生産現場で実践するために必要や知識や技術、技能の修得を目指します。
開講式の中で小林淳一学長は、「最新のスマート農業機械や技術が開発されても、生産現場の農家の皆さんに導入され活用してもらえなければ意味がない。スマート農業を効果的に活用していただくためには、両者をつなぐ人材が必要。スマート農業の普及に向けて、様々な知識と技術を習得してほしい」と挨拶を述べました。
☆高橋柊さん(県雄勝地域振興局、R2.3本学生物資源科学部生物生産科学科卒業)
仕事では水稲の生育診断などを行っています。最近はドローンなど新しい農機を導入する農家さんも多いのですが、十分な技術的な指導が出来ない場面もあります。1年間スマート農業に関する知識と技術を学び、生産者の皆さんに還元していきたいです。県立大卒業生として農業を盛り上げられるようしっかり頑張ります。
なお、本プログラムは、文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されています。
スマート農業指導士育成プログラム開講式
会場:大潟村・サンルーラル大潟
開会挨拶/秋田県立大学 学長 小林 淳一
来賓祝辞/秋田県あきた未来創造部長 小野 正則 氏
農業従事者や県、JA職員など農業関連事業者が参加
オリエンテーション①(講義日程、受講方法、修了要件等)
アグリビジネス学科 兼 AIC 上田 賢悦 准教授
秋田県農業の未来を見据えた真剣な表情
受講者自己紹介&決意表明
オリエンテーション②(AIC ほ場、施設案内)
各種スマート農機を見学
トマトの自動収穫ロボットの実証研究の様子など見学
講 義
講義 スマート農業総論①
農業・食品産業技術総合研究機構 非常勤顧問 梅本 雅 氏
スマート農業技術の普及、指導に貢献!!
記念すべき1期生は県内外から集まった23名