本学教員が『日本の科学者』に寄稿しました
9月24日発行の『日本の科学者』Vol.57の特集「大規模災害時代の農林業」の中で、本学生物資源科学部生物生産科学科の櫻井 健二 准教授(専門:園芸育種学・果樹園芸学)の寄稿が掲載されました。
櫻井准教授は、「昨今の豪雪がリンゴ園地の技術・経営に与える影響と対策」と題して、秋田県の豪雪によるリンゴ産地の被害の実態や、雪害を教訓にして技術革新と雪害対策が進展したことなど解説しております。
さらに、本学の学生教育の一環として取り組む学生交流事業として、リンゴ園地で生産者と交流しながら農作業を体験する「Apple Camp! @横手」を実施したこと、同事業を契機に学生による除雪ボランティアが結成され、雪害を乗り越える大きな力になったこと、さらには秋田県外出身学生が、将来、秋田県で果樹生産者を目指し研修に励んでいることなど、雪害の負の側面だけではなく、正の側面も醸成されていることなどを解説しています。
「Apple Camp! @横手」