本学の仲立ちで総合地球環境学研究所と能代市が交流協定を締結しました

本学の仲立ちで総合地球環境学研究所と能代市が交流協定を締結しました

 

 

 11月21日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所(安成哲三 所長、略称:地球研)と能代市(齊藤滋宣 市長)は、環境、産業、教育、文化、学術等の分野で相互に協力し、能代市の地域発展や、人材の育成、持続可能な地域づくりに寄与することを目的として連携と交流を推進するために、交流協定書の調印をしました。調印式は、京都府の地球研で執り行われ、安成哲三所長と齊藤滋宣市長が署名を交わしました。

 

 この協定のきっかけになったのは、地球研のプロジェクト「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築:食農体系の転換にむけて(略称:FEAST)」に本学生物資源科学部の谷口吉光教授(生物環境科学科、専門:環境社会学、食と農の社会学)が参加したことです。このプロジェクトは、「持続可能な社会」の基盤を支える食と農の新たなあり方を重点課題とし5か年計画の研究・実証活動を行っていますが、全国4個所に設置された研究フィールドの1つに能代市が選ばれました。地球研と能代市は、今回の交流協定を受け両機関がそれぞれの特徴を生かし交流活動を行うことによって、食と農をキーワードとする学術研究をさらに推進し、豊かな地域社会・暮らしの実現にむけた事業の企画についても協働していくこととしています。
 
 FEASTについては、以下のリンクもご参照ください。
 総合地球環境学研究所のウェブサイトにリンク

 

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【交流協定を取り合わした齊藤市長
 (左)と安成所長(右)】

 【協定締結式の参加者(左から3人目が谷口教授)】