地球温暖化対策にも貢献できる軟弱地盤対策工法について

地球温暖化対策にも貢献できる軟弱地盤対策工法について

 

 

 本学木材高度加工研究所では、地球温暖化対策にも貢献できる、丸太を使った軟弱地盤対策工法について、木材活用地盤対策研究会と共同研究を進めています。

 

 この「丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック工法」は、既に開発されている丸太打設による液状化対策工法(LP-LiC工法)の適用範囲を拡大するもので、地盤中に丸太を打設することで地盤を補強し改良する工法です。この工法は、軟弱地盤上の構造物に沈下や傾斜が生じないように地盤を改良すると同時に、地中に打設した木材が長期間炭素を貯蔵するため「地球温暖化緩和」にも貢献するのが大きな特長です。また、大量に丸太を使用することから、新規分野の木材需要創出として期待されています。

 

 10月16日に、本学大潟キャンパスのフィールド教育研究センターでこの工法の実証実験の現地見学会を開催しました。当日は多くの方にご来場いただき、この取り組みについて理解を深めていただくことができました。

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 【実証実験の様子】

 

 「丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック工法」につきましては、木材活用地盤対策研究会のホームページもご参照ください。

 木材活用地盤対策研究会ホームページにリンク