第21回JIA東北建築学生賞に本学学生の作品が入選

第21回JIA東北建築学生賞に本学学生の作品が入選
-建築環境システム学科-


 10月27日、「第21回JIA東北建築学生賞」の公開審査会が仙台市・せんだいメディアテークを会場に開催されました。この審査会で、建築環境システム学科計画学講座4年の小川諒介さんと佐々木椿さん(指導教員:計画学講座込山准教授)の共同設計作品「n Place」が奨励賞(みやぎ建築総合センター賞)に選ばれました。
 JIA東北建築学生賞は、東北地方の大学・高専・専門学校の建築学科、およびこれに類する学科に所属する学生の設計課題作品(各校3点まで推薦可能)によって競われる大会です。
 n Placeは昨年度3年後期の建築設計IVの作品です。主なテーマは「市街地の小規模空き地問題について取り組む」で、学生が指導教員と相談して課題の詳細を含めて検討していくタイプの総合課題でした。この提案では、市街地に残る小さな空き地を、集合住宅の各住戸の一部屋をパズルのように取り出し、まちなかの離れとして配置しています。これにより市街地空洞化を解決し、集合住宅の住戸間の交流を促し、同時に様々な人の居場所(サードプレイス:家と仕事場もしくは学校以外の第三の居場所)をまちに拡げていくというアイデアでした。

◆受賞者のコメント◆
 自分達のアイデアが、学外でも評価され、こうした結果に結びついたことをとても喜んでいます。三次審査まで残り、審査員である建築家の先生方にも様々なアドバイスをいただいて、大変貴重な機会となりました。
 
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 【受賞作品】 【建築設計IVのプレゼン風景】