本学教員が秋田県農業に関する共著書を刊行しました

本学教員が秋田県農業に関する共著書を刊行しました

『転換期の水田農業-稲単作地帯における挑戦-』(農林統計協会)

 

 

 このたび、本学生物資源科学部の農業経済分野の教員など12名が共著した書籍『転換期の水田農業-稲単作地帯における挑戦-』(鵜川洋樹・佐藤加寿子・佐藤了編著、農林統計協会、2017年9月)を刊行しました。

 

 本書は、コメ依存構造からの転換が求められる、稲単作地帯を代表する秋田県農業を主たるフィールドとする調査研究に基づき、水田農業(水田を基盤とする稲作や園芸、畜産を含む)に関する政策や農業構造、担い手、技術構造、流通システムなどについての実態分析と今後の発展方向を論じています。併せて、稲作優等地であり、コメに代わる作物を見出すことの難しい地域の取り組みを「稲単作地帯の挑戦」として全国の水田農業地域に発信することを目指しています。
 また、本書のもう一つの目的は、秋田県内の農業関係者の方々が、日々試行錯誤を繰り返している様々な取組に対して、より大きな文脈での意味づけや成功の条件・要因を見出していただける視点を提供することです。

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