「第10回 秋田哲学塾」を開催しました

 3月21日(月・祝)、秋田市大町のココラボラトリーにおいて、「哲学カフェ」が開催されました。
 
 「哲学カフェ」は、総合科学教育研究センター 鈴木 祐丞 助教が主催する哲学を通じた地域貢献活動として、様々なテーマで参加者と一緒に対話し考えを深める場で、今回が10回目の開催となりました。

 今回は、『「いつ結婚するの?」というおせっかいについて考える――恋愛感情を持ちたくない人間による問題提起――』をテーマに、特に「性別」という観点から、多様な人間が共生することの重要性、難しさなどについて、オンライン含めて23名の参加者が意見を交わしました。

☆進行役を務めた鈴木 祐丞 助教のコメント
 私たちは他者を「女性」「男性」のどちらかとして認識し、さらには「女性らしく」「男性らしく」あるべきことを他者に求めたりします。さまざまな人々がともに幸せに生きていくためには、そうした私たちの見方や規範意識を、必要に応じて改めていく必要があるように思います。今回の哲学カフェはそのような学びの場となりました。