秋田キャンパス実験圃場で稲刈り実習を行いました
爽やかな秋晴れの中、秋田キャンパス実験圃場において、生物生産科学実験Ⅰ(生物生産科学科2年生)で、手刈りによる稲刈り実習が行われました。今回の実習は、前期授業「生物生産科学実習(Facebookにリンク)」の中で、播種から育苗など生育過程について学び、手植えにより田植え(公式Twitterにリンク)を行った、「あきたこまち」と「めんこいな」を手刈りにより収穫しました。
学生は、稲刈り鎌で手刈りしながら、稲の成長具合や手刈りの大変さも体感しながら楽しく収穫しました。また、刈り取った稲を天日干しする、“はさがけ”も体験しました。
生物生産科学実験Ⅰは、約1ヶ月ごとに生物生産科学科の各研究室が担当して、より専門的な実験(卒業論文の予行練習‼)を実施しています。
今後、穂数や籾数、登熟歩合などを一つ一つ測定して、10aあたりの収量を算出する方法と、一定区画(20株)を収穫して、10aあたりの収量を算出する方法により、各品種の収量を求めて収量の差を統計的に検定したり、収量に及ぼす要因について考察したりするなど、それぞれの測定方法の特徴を理解し、イネの育種過程での活用方法について理解を深めます。