低炭素杯で学生が発表し、準グランプリ獲得!

低炭素杯2012で学生が発表し、準グランプリ獲得!

-NPO法人あきた菜の花ネットワークの活動を紹介―

 

 

2月18日、19日に東京ビッグサイトで低炭素杯2012(後援:環境省)が開催されました。

本学の学生2名は秋田県代表として「NPO法人あきた菜の花ネットワーク」の取り組みを紹介し、準グランプリ(地域活動部門)を獲得しました。

 

発表を行ったのは、機械知能システム学科3年の壁谷亮さんと、経営システム工学科2年の澤田石陽介さん。「NPO法人あきた菜の花ネットワーク」と本学が主催した昨年の「鳥海高原菜の花まつり」では、学生スタッフとして活動を支えてきました。

澤田石さんは高校生の時、本学のオープンキャンパスでBDF製造の実演を見て感銘を受け、本学への入学を目指したのが“菜の花”と関わることになったきっかけなのだとか。現在も学生自主研究でBDFをテーマに研究に励んでいます。

 

2人は「菜の花で秋田を元気にしよう!~菜の花から始まる循環型社会~」と題し、菜の花を通じて農業(遊休農地の活用、県産菜種油の商品化)・環境(BDF製造・利用)・観光(菜の花畑を楽しむ)の面から秋田を活性化させる取り組みを紹介。また、この取り組みが成功している背景として、多様な業種・職種のメンバーが集まって課題に取り組んできたことを挙げました。本学の教員も、研究・実践の面で「NPO法人あきた菜の花ネットワーク」の中心的な役割を果たしてきました。

 

今後も、菜の花を通じて活動の輪がさらに広がっていくことを期待したいと思います。

 

 

 

※低炭素杯2012

低炭素な社会をつくるために各地で活動する学校・有志・NPO・企業などが、活動のプレゼンテーションを通じて発信し、交流を深め、学び合い、連携の輪を広げていくことを目的に開催されている。

今年は多数のエントリーの中から41団体が事前審査を通過し、決勝大会で日本一を競った。

 

 

 発表する壁谷さんと澤田石さん 表彰状とトロフィーを手にする澤田石さん

 発表する壁谷さんと澤田石さん

(低炭素杯2012実行委員会提供)

 表彰状とトロフィーを手にする澤田石さん