知能ロボコン大会で2位と3位を受賞!
知能ロボコン大会で2位と3位を受賞
―ものづくりサークルS.E.I.M.―
今年も10月23日に仙台市科学館にて知能ロボットコンテストが開催され、本学のものづくりサークル「S.E.I.M.」がチャレンジコース(※)で第2位と期待賞、あすなろ賞を受賞する活躍を見せました。
今年で23回を数える知能ロボットコンテストですが、今年は震災の影響のため、一時は開催中止が通知されていました。そのため、この大会への出場を目標としていたS.E.I.M.は、9月23日に本学の学生支援プログラム「薫風・満天フィールド交流塾」の活動として学内で「ミニミニ知能ロボットコンテスト」を企画し、技術の向上を図ってきました。
その後、知能ロボットコンテストは規模を縮小して開催することが決定。本学からはチャレンジコースに5チームが参加し、全27チーム中、第2位に機械知能システム学科3年・藤枝舜さん、期待賞(第2位と僅差の成績を収めたチームに贈られる)に機械知能システム学科2年・平山真都さん、あすなろ賞(技術的に高度であり、今後が期待できるチームに贈られる)に機械知能システム学専攻2年・小野隆嗣さんが選ばれました。
(※)チャレンジコース
スタート時に競技者に渡される1個の自由ボールと、競技台上に散乱している赤・青・黄の3色各5個のボール、計16個を競技時間内にできるだけ多く選別し、それぞれ指定されたゴールに入れることを競う。
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受賞したロボット(左から平山さん、小野さん、藤枝さん) | メンバー集合写真(大会後) |
◆2位 藤枝舜さんのコメント◆
ものづくりサークルS.E.I.M.では、今まで知能ロボットコンテストの受賞者がいなかったため、「今年こそは!」という思いで大会に挑みました。今大会では、私と平山真都さん(2年)は動作の安定性とスピードを重視し2位と期待賞(3位)を受賞、新しい技術にチャレンジした小野隆嗣さん(院2年)はあすなろ賞を受賞することができました。
大会では、センサー等のトラブルでロボットが思うように動かなくなってしまうチームもありましたが、私たちは大会1ヶ月前に学内大会を行い、誤動作を防ぐための調整期間を多く設けました。そのため、競技中は全くミスすることなく、安定した動きを実現することができました。
このように、作業工程を綿密に計画することが結果につながったと思っています。今大会で得たことを生かし、サークルの後輩が今後さらに良い成績を残してくれることを期待しています。
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