修了生が情報処理学会東北支部奨励賞を受賞

修了生が情報処理学会東北支部奨励賞を受賞!

―機械知能システム学専攻―

 

 

このほど情報処理学会東北支部により平成22年度支部奨励賞が発表され、今春機械知能システム学専攻を修了した須藤一向さんの受賞が決定しました。

 

この賞は、情報処理に関する学問・技術の奨励のために有為と認められる発表を行った若手研究者に贈られており、昨年行われた研究会(全6回)の発表者の中から2名が奨励賞に選ばれました。

須藤さんは平成22年12月13日に秋田大学で行われた平成22年度第2回情報処理学会東北支部研究会での発表「適応的学習機能を有する表情認識モデルに関する検討(著者:須藤一向、石井雅樹、下井信浩)」の内容が高く評価されました。

 

 

◆受賞者のコメント・在校生へのメッセージ◆

この度はこのような賞を頂き、大変嬉しく思っております。日々の活動研究において懇切丁寧にご指導をいただいた下井先生、石井先生に深く感謝申し上げます。

 

在学中はヒューマンマシンインタフェースの一つとして人間の感情認識(表情認識)に関する研究に取り組みました。研究では仮説を立てて実験を行いますが、実験結果をどのような観点で意味のある情報として捉えるかという点や、他者にわかりやすく伝えるためにはどう表現するべきかといった点に苦労しました。それだけに、研究活動を通じて物事を論理的に捉える考え方が自然に身についたと思っています。

 

研究活動で重要なことは研究対象への興味を持ち続けること、すなわち、知的好奇心こそが研究を進める原動力だと思います。学生の皆さんには、今後の実りある研究活動や自分自身の成長のためにも、妥協することなく自分の関心領域にこだわりを持ち続けることを大事にしてほしいと思います。

 

 

 贈呈された表彰状 研究に励む須藤さん

 贈呈された表彰状

 研究に励む須藤さん(在学時)