ソーラーカーレースで3位に入賞
ソーラーカーレースで3位に入賞
機械知能システム学科 4年 杉浦 達也
8月6日、7日に秋田県大潟村にて開催された、WGC(WORELD GREEN CHALLENGE)のソーラーカーレース(注)に、本学のものづくりサークル「S.E.I.M.」のソーラーカー『APU Solar2011』が、開学当初以来となる出場を果たしました。
結果は4周を3時間51分14秒で走りきり、オープンクラス(大学生、社会人)で3位に入賞、ジュニアクラス(高校生)を含めたカテゴリーS全体では全21チーム中8位という成績でした。
(注)ソーラーカーレース
正確にはソーラーバイシクルレースのカテゴリーS。
一般的に知られているソーラーカーよりも小さく、同じ大潟村で5月に開催されているバッテリーのみのエコカーレース(WORLD ECONO MOVE)の車両にソーラーパネルを取り付けたようなクラスです。
8kg以下の鉛バッテリーと1.2㎡以下のソーラーパネルを搭載し、1周25kmのコースを5時間以内に何周走ることができるかを競います。ただし、4時間経過以降は新たな周回に入れず、5時間以内にゴールを通過できないと前の周回までの記録になります。
今回、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のカウル(覆い)製作に時間がかかってしまい、事前に走行データを取ることができず、レースの作戦を立てられなかったのが、特に残念だった点です。当日もソーラーパネルや車体に多くの問題が発生しました。最後は、電力不足により5周目の途中で走行できなくなってしまいましたが、初出場で3位を獲得できたことは、とても嬉しかったです。今後は、当面の目標である6周完走を目指して、データの収集や課題の改善・改良を進めていきます。
今回のソーラーカー製作や大会出場にあたり、援助・協力していただいた方々に御礼を申し上げます。
秋田県立大学の車『APU Solar2011』 | レーススタート直前グリッドの様子 |
レーススタート時の様子 | 表彰式の様子 |