経営システム工学専攻の学生が優秀発表賞を受賞!

環境科学会で優秀発表賞を受賞!

―経営システム工学専攻―

 

 

去る9月8・9日に兵庫県で環境科学会年会が行われ、研究成果を発表した経営システム工学専攻1年の金村静香さんが、修士課程学生の部で優秀発表賞(富士電機賞)を受賞しました。

 

環境科学会は、環境科学の学術文化の発展と成果の普及・啓発に努め、世界の環境保全や創造に貢献することを目的として1987年に発足した学会です。

金村さんは年会において「畜産排水の液肥化による地域資源循環システムの確立(○金村静香、金澤伸浩、嶋崎善章、佐々木浩一、小川敦史)」のタイトルでポスター発表および口頭発表を行い、受賞が決定しました。優秀発表賞・修士課程(博士課程前期を含む)学生の部には発表者約20名のうち、金村さんを含む2名が選ばれました。

 

優秀発表賞は年会において研究成果を発表した若手研究者・学生等の中から、優秀な発表を行った者を表彰する制度で、参加した正会員による投票を行ったのち、優秀発表賞選考委員会において厳正なる選考審査で決定されます。

 

 

 授賞式の様子

 研究をする金村さん

 授賞式の様子(前列左から3番目が金村さん) 

 研究をする金村さん

 

 

◆受賞者のコメント◆

私は、「畜産排水の液肥化による地域資源循環システムの確立(金村静香、金澤伸浩、嶋崎善章、佐々木浩一、小川敦史)」と題して、大仙市の養豚農家が実際に行っている畜産排水(豚尿)の液体肥料(液肥)化と、その液肥を利活用したことによる問題点や利点、コストなどを報告いたしました。

畜産排泄物を肥料化する試みは全国で行われており、その実情を詳しく知る機会として、多くの参加者に関心を持っていただきました。時には鋭い指摘にうろたえてしまいましたが、今後の課題として勉強させていただきました。

 

今回素晴らしい賞を賜り、畏れ多い思いでしたが、これを励みに今後も頑張っていきたいと思います。最後に、ご指導くださった金澤先生をはじめ、この研究に関わる多くの方々に深く感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。