「高大接続塾ハイレベル講座」を開講しました

 本学の高大連携事業の一環として、3月22日・25日に「生物コース」、3月25日~27日に「数学コース」、3月28日・29日に「化学コース」の「高大接続塾ハイレベル講座」を開講しました。
 県内各地から多くの高校生が参加し、大学レベルの講義や実験を体験し研究活動に触れていただきました。また、他校の生徒から刺激を得た様子の生徒も多く、この講座を通じて今後の自身の学びや進路に対する意識を高めることができたのではないでしょうか。

採取した熊の毛を使って熊の特定検査の説明を受けている様子
採取した熊の毛を使って熊の特定検査の説明を受けている様子

電子顕微鏡でしか見ることができないミクロの世界を体験
電子顕微鏡でしか見ることができないミクロの世界を体験

「統計学とは何か」「統計学の実社会への応用」などについて学び、統計学の真のおもしろさを体感
「統計学とは何か」「統計学の実社会への応用」などについて学び、
統計学の真のおもしろさを体感

反応容器に試薬(トリクロロフェノール)を入れて溶媒(トルエン)を加え、マグネチックスターラーで撹拌して溶解している様子
反応容器に試薬(トリクロロフェノール)を入れて溶媒(トルエン)を加え、
マグネチックスターラーで撹拌して溶解している様子

自分で指示薬メチルレッドを合成し、それを使って中和滴定を行う
自分で指示薬メチルレッドを合成し、それを使って中和滴定を行う
(写真は滴定の準備をしている様子)

生物コース(2日目)と化学コース(2日目)を担当した野下浩二助教からのコメント
受講生の真剣なまなざしに、大学に行きたいと思っていた自身の高校時代を思い出し、懐かしく、またいい風景だなと感じました。2日間と限られた時間でしたが、大学での勉強や、高校と大学の接点を実体験として感じていただけたなら嬉しく思います。大学での勉強や研究は、高校までの勉強とは違った面もたくさんありますが、高校での勉強はその基盤になっています。大学進学を視野に入れているのであれば、今できることにしっかりと向き合ってほしいと思います。