「美しい炎」の写真展で優秀作品賞を受賞しました

「美しい炎」の写真展で優秀作品賞を受賞しました
-機械工学科-


 日本燃焼学会「美しい炎」の写真展において、システム科学技術学部機械知能システム学科4年の小野善朋さん(※)の作品が優秀作品賞を受賞しました。
※新学科では機械工学科に該当する研究室に所属している学生です。

作品タイトル:天井面花(Ceiling flower)
説明:天井での火炎の燃え拡がりの様子を調べるために、8度の傾斜を作り、そこでアクリル板(100×100mm)を中心から燃やした時の火炎の様子を撮影したものです。画像の中心から外側にかけて時間経過ごとの火炎の形状変化を示し、それらを上下左右と斜めに並べたものになります。天井面での燃え広がりの様子が花びらのようで、それらを合わせることで青い炎の花と表現しました。

◆受賞者のコメント◆
 天井面は通常とは異なる燃え拡がりの様子が捉えられ、その事象解明のため研究を行っております。アクリル板は安定的な燃焼が可能なため、材料の火災の危険性を評価できることから、アクリル板を活用して燃焼特性について調べています。実験をしていく中で角度や天井面の位置など様々な実験条件の調整を行っていきますが、天井面が8度の燃え拡がりの様子は一番特徴的なため、今回の写真の作品に選びました。画像選定を行いながら、少し手を加えることで花を再現できたのではないかと思います。
 自身の作品が「美しい炎」として優秀作品賞をいただけて大変うれしく思います。ご指導いただいており、出展するきっかけを下さった鶴田先生、大徳先生に感謝申し上げます。また、実験の手伝いやアイディアをくれる熱科学研究室の皆さんにも感謝しています。今回の受賞をひとつの糧に、研究を頑張っていきたいと思います。
 
  
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【表彰状】【天井面花と題した作品】