バーチャル研究会に参加しました

 電子情報通信学会学生ブランチ主催のバーチャル研究会が1月28日に実施されました。バーチャル研究会は参加校をネットワークで接続し、ビデオ通話と画面共有により行う研究会です。今年度は本学と東北大学を結んで行われ、計6名の発表者が研究成果を発表しました(発表10分、質疑応答5分)。本学からはシステム科学技術研究科生(大学院生)1名とシステム科学技術学部生2名が発表し、ディスカッションを通じ交流を深めました。

◆発表者のコメント◆

「量子電子顕微鏡法の概観と原理検証実験の準備状況」について発表した奥田優樹さん(大学院・電子情報システム専攻1年)
「昨年も私はバーチャル学会に参加しました。昨年の自分より、落ち着いた発表ができたと思います。東北大学からは基本的な質問が多く、改めて自分の研究を振り返るきっかけになりました。また今回は本大学を含め、2大学のみの参加でした。これから多くの大学が参加し、より大きな研究会になってほしいです。」
奥田優樹さん

「クライオ電子顕微鏡画像に対する各種ノイズ除去法の比較」について発表した伊藤雅貴さん(学部・電子情報システム学科4年)
「本研究会において、私は卒業研究の内容を発表させていただきました。異なる分野について研究している方にも内容が伝えられるよう、短い時間でわかりやすく研究紹介を行うことが難しい点でありました。専門的な内容を噛み砕いて話すためには自らの深い理解が必要です。研究会に向けた準備を通し、自らの研究内容に対する理解も深まりましたし、良い発表の仕方を学ぶこともできました。他大学で研究されていることを知ることもでき、非常に有意義な研究会となりました。」
 伊藤雅貴さん

「没入型運転者危険予測教育システムの研究」について発表した須藤寛斗さん(学部・電子情報システム学科4年)
「東北大学の学生と意見交換でき、ビデオ通話での発表にも慣れることができて良い経験となった。また、普段とは異なる研究を聞くことができて面白かったが、より近い分野が集まるとより活発なディスカッションを行うことができると思った。ビデオ通話の手軽さを活かして、今後も定期的に続いてほしい。」
須藤寛斗さん