本学教員が「あきたスマートカレッジ」の講師を務めました

本学教員が「あきたスマートカレッジ」の講師を務めました


 7月7日(土)に、木材高度加工研究所の佐々木貴信教授が、秋田県生涯学習センターで開催された「あきたスマートカレッジ」の講師を務めました。あきたスマートカレッジ」は、県民の皆さま向けの総合的な生涯学習講座として秋田県が主催しているもので、平成30年度は官・民・学連携講座「あきたチャレンジゼミ」が新設されました。

 今回の講座は、この「あきたチャレンジゼミ」のひとつとして、「すごい!秋田杉の力~木材でつくる橋~」のテーマで行われました。当日は悪天候の中にも関わらず、全県から53名の方が参加しました。「あきたチャレンジゼミ」は、ワークショップ・実習・演習・見学など体験型の内容を取り入れているのが特徴で、今回はレオナルド・ダ・ヴィンチが考案されたとされる、簡単な木材で組み立てられる橋を実際に組み立て、ぶら下がったり乗ったりしてその強度を体験していただきました。受講者からは、構造や費用対効果などについての質問や意見が出され、多くのことを学んでいただけたのではないかと思います。
 
 受講後のアンケートでも、「将来の木材利用のあり方を示していただいたので、今後の動向に注目していきたいと思います」、「普段なにげなく囲まれて暮らしている木材に改めて発見がありました」、「木の良さを生かしたものをどんどん生活に役立ててほしいと思います」などの感想が見られ、研究成果の活用について知っていただく機会になったことがうかがえます。

 次回、本学教員による「あきたチャレンジゼミ」は、10月19日(金) 10:00~11:30秋田県立大学(秋田キャンパス圃場)にて、櫻井健二准教授(生物資源科学部生物生産科学科)による「あきた伝統野菜のいま・これから ~見て,触れて,食べて!?あきた伝統野菜を理解する~」を予定しております。
※定員に達したため、現在お申し込みは受け付けておりません。

「あきたスマートカレッジ」についてのお問い合わせは、
秋田県生涯学習センター(電話018-865-1171)まで。
 
 
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 ただの木材(ちょっと溝つき) 釘を使わず組み立てて
 
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 摩擦の力だけで100人乗ってもダイジョーブ(?)