地場企業改善提案活動報告会を実施しました

 地場企業改善提案活動報告会を実施しました
―経営システム工学科―

 

 

1月30日に、本荘キャンパスで地場企業改善提案活動報告会が行われ、経営システム工学科の3年生が約3ヶ月かけて地元の企業を調査し改善提案を行った内容が発表されました。

 

地場企業改善提案は、3年生の後期に実施される授業「経営情報システム演習」の一環として行われています。学生たちは3~4名ずつ計12班に分かれ、それぞれ様々な業種の企業1社を担当し、調査を行いました。学生たちは、マーケティング関連フレームワークや統計解析を活用して企業の現状を分析し、改善策を提案しました。

 

発表会の終わりには、由利本荘市商工会の佐藤勇人様から全体の発表を講評していただきました。佐藤様は、コンサルティングを行うにはヒアリングが非常に重要であると前置きしたうえで、「商工会職員が実際に業務を行う際には、企業主様との信頼関係を何よりも大切にしている。企業主様へのインタビューを通じて、いかに信頼関係を作っていくことが重要であるかを感じてもらえたと思う」と、コメントしました。
また、企業主様からは、「企業経営も基本が大切だと最認識した」「若い人達の意見を参考にしたい」「学生に作ってもらったチラシやCMを活用したい」との感想が挙がっているほか、既に学生の提案を取り入れている企業もあるとの報告もいただきました。

 

最後に、学生に学習の機会を提供してくださり、また暖かく指導・支援してくださった由利本荘市商工会様と各企業主様に、心から御礼申し上げます。

 

 

全12班が発表しました調査結果を発表する学生たち

全12班が発表しました

調査結果を発表する学生たち