あきたサイエンスクラブ科学講座を開催しました

あきたサイエンスクラブ科学講座を開催しました

-本荘キャンパス-

 

 

8月3日から6日にかけて、秋田県学術振興課が主催する「あきたサイエンスクラブ科学講座」全4講が本荘キャンパスで開催され、県内の中高生計25名が大学教員の指導のもと実験や工作に取り組みました。

 

「あきたサイエンスクラブ」とは、未来の科学技術を担う人材を育てるため、秋田県が県内の小中学生および高校生を対象に設置した全県一区の登録制バーチャル科学部です。「あきたサイエンスクラブ科学講座」は県内の大学・工業高等専門学校の教員を講師とし、中高生を対象に4年前から行われている科学講座で、本学では初年度と2年目に生物資源科学部が、昨年度と今年度はシステム科学技術学部が講義を提供しています。

 

初日に第1講として開講された「AMラジオを作ろう」では、受講者が大学生スタッフにアドバイスをもらいながら慎重に電子部品をはんだ付けするなどし、ラジオを製作しました。ラジオを最初に完成させた中学生は、「AMラジオの製作は以前学校の授業でも習ったことがあるが、今回は久しぶりに作ったので、うまくできあがって良かった」と顔をほころばせていました。
また、第3講として開講された「人を守る工学技術を体験しよう」では、近年の建築構造技術に関する講義を受けた後、その内容を応用してボール紙で模型を作り、重りをのせて強度を競うコンテストを行いました。重さにびくともせずに建ち続ける模型には拍手が、たわんでやっとバランスを取っている模型には熱い声援が送られたほか、大学院生スタッフや教員もエントリーして強度を競うなど、コンテストは大いに盛り上がりました。

 

 

AMラジオを作ろう人間の身体に流れる電気を知ろう

AMラジオを作ろう

人間の身体に流れる電気を知ろう 

 

強度コンテスト超伝導を体験

強度コンテスト(人を守る工学技術を体験しよう)

超伝導を体験(磁石の不思議を体験しよう)