第25回知能ロボットコンテストで第2位を獲得!(S.E.I.M.)

第25回知能ロボットコンテストで第2位を獲得!
―ものづくりサークルS.E.I.M.―

 

 

6月15日、16日に宮城県・仙台市科学館で第25回知能ロボットコンテストが行われ、本学のものづくりサークル「S.E.I.M.」がチャレンジコース(※)に挑みました。このうち、機械知能システム学専攻2年・木村孔さんの製作したロボット「Kimco ver2.1」が第2位を獲得しました。

 

S.E.I.M.は例年このコンテストに参加しており、今年も5台が優勝目指してエントリーしました。木村さんも4年前から毎年大会に出場しており、今年は一昨年前に製作したロボットをベースに、プログラムやアーム部分に改良を加えたマシンで勝負に臨みました。
チャレンジコースは、スタート時に競技者に渡される1個の自由ボールと、競技台上に散乱している赤・青・黄の3色各5個のボール、計16個を競技時間内にできるだけ多く選別し、それぞれ指定されたゴールに入れることを競う部門です。上記に加え、2次予選からはパフォーマンス性・チャレンジ性・芸術性・スピード感も審査の対象になります。 
今年は全部で75台のロボットがチャレンジコースにエントリーし、決勝には10台のロボットが駒を進めました。本学からエントリーした5台のうち4台は決勝を前に敗れてしまったものの、彼らはサポートメンバーとして木村さんを陰から支えました。木村さんは「大会中に発生したカラーセンサーの不具合を後輩たちが解消してくれた。決勝戦を前に手応えを感じることはなかったが、後輩の手助けがあったからこそ第2位を獲得することができたと思う」と感謝を口にしました。

 

木村さんにとっては、これが在学中最後のコンテスト参加となります。しかし、このコンテストは社会人のエントリーも受け付けているため、木村さんは大会後「大学院を修了し社会人になっても、機会があればぜひ参加したい」と意欲を見せていました。

 

 

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競技中の木村さん

S.E.I.M.メンバーで記念撮影