本学大学院生が日本生物高分子学会2012年度大会で「優秀発表賞」を受賞!!
本学大学院生物資源科学研究科大学院生が
日本生物高分子学会2012年度大会で「優秀発表賞」を受賞!!
平成24年9月21、22日にカレッジプラザ(秋田市)で開催された日本生物高分子学会2012年度大会において、本学大学院生物資源科学研究科修士課程2年の佐藤匠さん(動物分子工学研究室所属)は、「優秀発表賞」を受賞しました。また佐藤さんは、本年8月末に行われた第62回東北畜産学会大会における「優秀発表賞」受賞に引き続いた受賞になります(平成24年9月13日付の本コラム参照http://www.akita-pu.ac.jp/columnitem.htm?serial_no=256 )。
日本生物高分子学会は、タンパク質やDNAを代表例とする生体高分子化合物に関する研究の発展を促進するとともに、関連した分野の研究者の協力と情報交換や産・学・官の連携強化を図ることを目的としています。
本賞は若手研究者が対象となり、研究の質・研究成果の重要性・発表内容のわかりやすさ・質疑応答の的確さについて審査が行われました。今大会では21演題が対象となり、3名の発表者に優秀発表賞が授与されました。
受賞発表タイトルは、「マウスES細胞におけるEGAM1ホメオタンパク質群の細胞内分布部位に関する解析(佐藤 匠、森 祐貴、菅原彩子、春日 和、小嶋郁夫、小林正之)」です。ES細胞(胚性幹細胞)は、哺乳動物の受精卵から取り出された細胞ですが、試験管内で増殖させることができます。ES細胞は哺乳動物のからだを構成する、あらゆる種類の細胞に変化することができる能力を持っているので、医学分野や畜産分野で大きく注目されています。佐藤さんは、動物分子工学研究室において独自に発見した遺伝子の性質について調べた成果を報告しました。この研究成果により、ES細胞の細胞分化能を自由自在に操る技術の開発が進められるようになりました。
表彰状を手にする佐藤匠さん |
愉しい研究室のメンバーと記念撮影 |