NHK大学セミナー&フィールド交流祭in大潟が開催されました
NHK大学セミナー&フィールド交流祭in大潟が開催されました
2012年6月10日(日)午前10時から、大潟キャンパス新大講義室において、NHK大学セミナーが開催されました。このセミナーはNHK秋田放送局による県内大学で、著名人を講師として派遣し、学生向けの講演・トークショー等を毎年実施しているものです。
講師は女性登山家の田部井淳子氏
セミナーの講師は世界屈指の女性登山家田部井淳子氏で、1970年のアンナプル山峰(7,555m)を皮切りに、エベレスト(8,848m)の女性初登頂を果たし、その後は、キリマンジャロ、マッキンリーなど7大陸の最高峰を全て征服し、約40年間に世界の172峰の山々を踏破されています。
今回のセミナーでは「世界の山々をめざして~山から見た自然環境」と題し、生物資源科学部、システム科学技術学部の学生、教職員および一般聴講者の方が会場に集まり、総勢321名が、田部井氏の講演を熱心に聴講しました。
強い意志を持ち、諦めず進んでほしい
講演の中で、田部井氏は「やりたいと思うことがあれば、それに向かって諦めることなく、今自分が置かれている環境の中で、精一杯考え、どうやったらその事を成し遂げれるのかを考え、目標に向かって進んで欲しい。」と講演で学生らに問いかけていました。
NHK大学セミナー終了後、会場をフィールド教育研究センターへ移し、フィールド交流祭in大潟が開催されました。
(12:30~16:00 フィールド教育研究センター内)
■研究講演会
■施設見学(温室・牛舎・機械庫等)
■花販売
■トラクタ試乗
■サークル等学生演技(竿燈会ほか) など
当日の朝方に降っていた雨も、大潟キャンパスからNHK大学セミナーを終えた参加者が到着した時には、快晴に変わり、燦々と太陽の光が射し込む中、まずはおにぎり、豚汁、黒毛和牛/短角牛のBBQに舌鼓を打っていました。今回のフィールド交流祭のテーマである、3つの交流、研究・学内・地域ということで、研究の交流として生物資源科学部生物環境科学科の佐藤孝准教授による「重粘土圃場における田畑輪換への挑戦」について研究講演会が行われ、様々な意見交換が行われました。地域の方々は普段ゆっくりと散策することのない、広大なフィールド教育研究センター内で、苗植えやソーラーカー試乗など、様々な体験をしていました。学内交流では本荘キャンパスのサークルの学生が日頃の活動成果をフィールド教育研究センター内の特設会場で演奏、ダンス披露、秋田キャンパスからは竿燈会のメンバーが強風の中、妙技を披露しました。