大学院生がコンペティションで入選しました!

日本建築学会の設計競技部門において支部入選しました!
‐建築環境システム学専攻‐

 

 このたび建築環境システム学専攻1年の高橋萌さんと萩原千尋さんが、2014年度支部共通事業日本建築学会の設計競技部門において、支部入選しました。今回入選した作品は、日本建築学会の優秀作品集に掲載されます。

 

■競技課題:「建築のいのち」
■作品タイトル:「食のとおりみち」
■設計趣旨:
 本提案では、テーマである「建築のいのち」を、伝統的建造物と人のいのちのための食文化を守る風景、人と共に生きるいのちのための場と捉え、それらを守りつないでいくための提案を、秋田県横手市増田地区を題材に提案しました。短冊形の商家の「トオリ」という奥行き方向に伸びる土間を利用した食の製造ラインと、それに対し直行させ、隣り合った商家の後方をつなぐことで、一つの建物で完結しないコミュニティが広がって行く様子を表現しました。

 

 ◆受賞者のコメント◆
 この度は、日本建築学会の設計競技において支部入選できたことを大変光栄に思います。
今回の入選は、伝統的な家屋について丁寧にご説明くださった山吉肥料店様、敷地調査をさせてくださった増田の方々、また込山敦司先生のご指導、共に学んできた友人あってのものです。この場をお借りして深く感謝申し上げます。今回の入賞を励みに、今後も積極的にコンペに取り組んでいきたいと考えております。

 

 

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受賞した高橋さん(左)と萩原さん(右)

食のとおりみち」イメージパース

 

 

 

 

 

 

甍賞 第3回学生アイディアコンペティションにて佳作を受賞!
‐建築環境システム学専攻‐

 

 建築環境システム学専攻1年の原尚正さんが、甍(いらか)賞第3回学生アイディアコンペティションにて、佳作を受賞しました。
 甍賞は、一般部門である粘土瓦を使用した建築設計や環境デザインの優れた実施例を表彰するコンクールです。今回で3回目の開催となる学生部門は、新しい「瓦」のある風景発見を期待して新設されました。

 

■課題:『瓦素材』を用いた新しい公共空間の提案 −心を紡ぐ『瓦』のある風景の継承−
■作品タイトル:瓦道の振る舞い
■設計趣旨:
 この「瓦道の振る舞い」は、路地空間の魅力を現代において見出すべく、「瓦」と「水」を組み合わせた作品となっています。瓦は、路地の壁や床に敷き詰められることで素材が統一され路地空間の繋がりが強まり、さらに、その路地の下を水の軸が支えることで人々のコミュニティを誘発します。また、瓦の造形的な美しさだけでなく素材も活かし、この瓦道が水を浄化する環境装置としても機能させます。路地で昔のように井戸端会議や子供が遊んだりするような光景を思い描き、アイデアを提案しました。

 

◆受賞者のコメント◆
 この度は、第3回学生アイディアコンペティションにて佳作を受賞することができ、大変光栄に思います。日々ご指導くださっている先生方、そして研究室の仲間に深く感謝申し上げます。また今回の受賞では賞だけでなく、他大学の学生とも接する機会を頂いたことに意味があると思っております。全国で日々励んでいる学生から大変刺激を受けました。この受賞を励みに、今後とも研究活動やコンペティションに力を入れていきたいと思います。

 

 

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受賞した原さん

「瓦道の振る舞い」イメージパース