本学教員がアンテナ伝播国際シンポジウムで受賞

笹森准教授がアンテナ伝播国際シンポジウム(ISAP 2008)で

Best Paper Awardを受賞

 

10 30日、台湾台北市の台北国際会議センターで開催された2008年アンテナ伝播国際シンポジウム(ISAP 2008)において、電子情報システム学科の笹森崇行准教授の研究発表がBest Paper Awardに選ばれ、表彰されました。

 

ISAPは「アジア地区で開催されるアンテナ関連の学会では最大」といわれています。今回のシンポジウムでは、アンテナ技術や電波伝搬に関する約430の口頭発表の中から44の研究がポスター発表として事前に主催者によって選ばれ、さらにその中から全参加者による投票によってBest Paper Awardが選ばれました。

 

受賞した研究発表は「A Study of Transmission Mechanism for 2.45 GHz Wireless Body Area Networks」。この研究では、最近提案されている人体表面に通信端末を取り付けて医療用やセキュリティ、エンターテイメントなどに利用する人体近傍通信(ボディエリアネットワーク:BAN)に関して、腕付近における電波の伝搬機構を解析的に明らかにしました。Best Paper Awardは、発表する論文の新規性、独創性および有用性が論理的に展開されているかが厳しく評価されるものであり、笹森准教授の研究は、無線通信産業の発展に貢献する研究として高く評価されました。

 

Best Paper Awardを受賞した笹森准教授(右)  

 

 

 

  

 

 

 

Best Paper Awardを受賞した

笹森准教授(右)-ISAP 2008会場にて