長南特任教授が日本機械学会賞(論文)を受賞

長南征二特任教授が、日本機械学会賞(論文)を受賞


長南征二特任教授(前:機械知能システム学科教授)が、平成20年4月8日に開催された(社)日本機械学会の第85期通常総会において、2007年度の日本機械学会賞(論文)を受賞しました。


(社)日本機械学会は110年の歴史に立つ伝統を持ち、総会員数38,000名を超える日本最大級の学会です。日本機械学会賞(論文)は「日本の機械工学・工業の発展を奨励することを目的」として優秀な論文に与えられるものです。


受賞対象の論文「手触り感計測用センサシステムの開発」は、PVDFフィルムの圧電効果と焦電効果、ヒトの触動作に着目し、様々な触感を計測する能動触覚センサシステムの開発を目的とした研究に関するものです。布の肌触り等のヒトの触感を計測するセンサと評価方法が十分に開発されていない中で、このセンサシステムにより、ヒトが得ている振動感と温冷感の情報取得が可能であり、触感計測に有効であることが高く評価されました。


また、長南特任教授には「機械学芸に関し功績顕著であり、日本機械学会の目的達成に多大の貢献をした」として、同学会から名誉員章も贈呈されました。


【受
賞者】

 長南征二(秋田県立大学特任教授)、田中由浩(名古屋工業大学助教)、田中真美(東北大学教授)


【論文題目】

 手触り感計測用センサシステムの開発

【掲載誌】

 日本機械学会論文集, 72巻, 724号, C編,pp. 3818-3825.


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受賞された長南特任教授 

授与された学会賞メダルと名誉員章