由利本荘市の財団が教員・学生の研究等に助成

本荘由利産業科学技術振興財団の助成交付式が行われました


6月17日、(財) 本荘由利産業科学技術振興財団(理事長・柳田弘由利本荘市長)による「平成20年度助成決定通知書交付式」が、本荘キャンパスに隣接する本荘由利産学共同研究センターで行われました。


この助成は、本学システム科学技術学部の教員と学生を対象にしたもので、本荘由利地域の産業振興や活性化につながる調査研究、学生のユニークな発想による自主研究、学生による海外の大学や研究機関での国際交流などへ助成金が交付されるものです。


今年度は、38件の申請のうち、19件の事業へ総額420万円の助成が決定され、同財団の渡部充顧問から助成決定通知書が渡されました。

 

交付式の最後には、電子情報システム学科の本間道則准教授が助成決定者を代表してあいさつし、「今回の助成を“地域のために頑張れ”というメッセージだと思い頑張りたい」と今後の研究に決意を新たにしました。



本荘由利産業科学技術振興財団は、2001年4月に、産学官連携拠点となる本荘由利産学共同研究センターの運営と本学の教育研究充実のための助成支援を担うため、本荘由利地域の企業、各種団体、住民10,699名による10億余りの寄付をもとに設立されました。


今回の助成も同財団の事業のひとつとして行われており、地元の皆さまのご厚意によるものです。また、教員の研究のみならず、学生が行う研究や国際交流活動に対しても助成されるのも特徴で、学生にとっては大変ありがたいご支援をいただいています。


(財)本荘由利産業科学技術振興財団助成事業  

平成20年度助成事業の助成決定者数および助成額

  

1.調査研究助成事業(教員)

4件

240万円

2.ベンチャー自主研究助成事業(学生)

3件

60万円

3.国際交流助成事業(学生)

12件 

120万円

 合 計 

19件

420万円









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渡部顧問より助成決定通知書を交付

助成決定者を代表し、本間准教授があいさつ