被災地を訪問しました

被災地を訪問しました
-ボランティアサークルup←A、薫風・満天フィールド交流塾-

 

 6月28日(土)、ボランティアサークルup←Aが企画を行い、被災地を訪問しました。当日は28名の学生が参加し、リアスアーク美術館や気仙沼シャークミュージアム、旧市役所跡など、宮城県内の被災地と震災関連施設を訪れました。
 今回の訪問を企画した、ボランティアサークルup←Aの林大智さん(電子情報システム学科2年)にお話を伺いました。


 

■訪問を企画した理由・目的を教えてください。
 -東日本大震災から3年が経過し、震災の記憶が風化しかけているという現状から、実際に被災地へ赴くことでもう一度震災について考えて欲しいと考えたからです。訪問を通してボランティア活動に参加するきっかけを得ることや、将来起こりうる大震災への防災意識を高めてもらうことを目的に、今回の訪問を企画しました。

 

■当日はどのような活動を行いましたか。
 -まず、リアスアーク美術館で被災当時の写真の展示を観覧しました。その後、復興屋台村にて昼食をとり、気仙沼シャークミュージアム、魚市場に分かれて見学したのち、復興マルシェを訪れました。気仙沼シャークミュージアムでは震災から現在までの復興の様子を見てきました。
 それから高田松原道の駅から語り部の方の案内で、気仙大工左官伝承館、旧市役所跡、旧気仙沼中学校を回る、2時間のツアーに参加しました。

 

■当日の感想をお聞かせ下さい。また今後、どのような活動をしていきたいですか。
 -今回参加した学生のなかには、はじめて被災地を訪れる人もいました。彼らが被災地の現状を目にしたり、被災された方のお話を聞いたりしたとき、とてもショックを受けていた様子が印象に残りました。また、語り部の方が「大地震が起きた時には、自分の判断がすべてを決める。」というお話されたことがとても心に残りました。日ごろから災害時のことを意識しておくことが重要なのだと再認識させられる言葉でした。
 今後は、復興のためにできるボランティアはもちろんのこと、防災・減災に対する啓発活動を積極的に行っていきたいと思っています。

 


   【薫風・満天フィールド交流塾についてはこちら】
   http://kunpu_honjo.akita-pu.ac.jp/

 

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高田松原駅での集合写真 

 語り部さんのお話