本学学生が日本育種学会・第18回東北育種研究集会で「優秀発表賞」を受賞しました

 本学生物資源科学部生物生産科学科植物遺伝・育種研究グループ4年の池田 陽さん[指導教員:赤木宏守 教授[遺伝学]が、12月2日(土)、朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催された、日本育種学会が主催する「第18回東北育種研究集会」で研究発表を行い、優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!!

 (一社)日本育種学会は、育種に関する研究および技術の進歩、研究者の交流と協力、および知識の普及することを目的とした学会で、同賞は、研究成果発表の中から、優秀な発表を行った学生に贈られる賞です。
 

 

受賞した池田 陽さん

イネの穂長や稈長を調査する池田さん

☆発表タイトル

 『GW5遺伝子は秋田在来イネ「短穂」の玄米の形を決める』 

☆研究要旨

 イネの在来品種はユニークな形質や対立遺伝子をもつとされ、新たな品種育成の遺伝資源として注目されています。本研究室では秋田在来イネの調査を進めており、「短穂」と呼ばれる品種は特徴的な形の玄米を有することが明らかにされています。本研究では、「短穂」の玄米形質に関わる遺伝子としてGW5を同定し、「短穂」のGW5がBRのシグナル伝達を介して、「短穂」の特徴的な玄米の形を決定していると考えられました。

☆受賞コメント

 この度は、第18回東北育種研究集会にて優秀ポスター賞をいただくことができ、大変光栄に思います。他大学の先生や学生の前でポスター発表をするのは緊張しましたが、学会に参加する機会はなかなかないと思うので、このような機会をくださった赤木先生に感謝いたします。また、この成果は、日頃からご指導してくださる赤木先生、植物遺伝・育種研究室の賜物です。今後もこれを糧に頑張っていきたいと思います。
  

新潟県庁[農業職]に内定

指導教員の赤木宏守教授と