本学教員が日本作物学会技術賞を受賞しました

 この度、生物資源科学部生物生産科学科藤 晋一 教授が、日本作物学会技術賞を受賞しました。
 本受賞は、本学と東京農工大学、富山県農林水産総合技術センター、高崎健康福祉大学との共同研究の成果によるもので、本研究には、令和5年3月、大学院・生物資源科学研究科博士後期課程を修了された伊賀 優実さんも共同で研究に取り組んできました。

 なお、作物学会賞は①学会賞、②技術賞、③研究奨励賞、④論文賞、⑤優秀発表賞があり、技術賞は、作物生産に関わる技術開発・普及啓発に顕著な業績を挙げた会員を表彰するものです。

受賞に係る研究テーマ等

 「事前乾燥処理を組み込んだ水稲種籾の高温温湯消毒法の開発」
  金勝一樹 村田和優 尾崎秀宣 藤 晋一 岡部繭子 柏木めぐみ

藤 晋一教授のコメント

 この春、博士の学位を取得した伊賀優実さんの研究テーマの一つであった、「事前乾燥処理を組み込んだ水稲種籾の高温温湯消毒法」が日本作物学会技術賞を受賞しました。この技術は現在大潟村の農家に広く取り入れられており、兵庫県でも採用されています。受賞できたことは大変嬉しいですが、それに加えて技術が社会実装されていることが、研究開発した一人としてはとても嬉しいです。
 

藤藤 晋一教授と伊賀 優実さん