科学講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」が開催されました

 8月6日(木)、12日(水)の2日間、秋田キャンパスを会場に、科学の楽しさを体験してもらう科学講座『ひらめき☆ときめきサイエンス』を開催しました。本講座には、定員を超える多数の応募があり、開催を2回に増やして実施し、県内の高校2・3年生49人の皆さんにご参加いただきました。
 
 今回は、生物資源科学部生物生産科学科の野下浩二助教が講師を務め、「カメムシのにおいを化学する〜悪臭を爽やかな香りに変えることはできるのか?」というテーマで、カメムシに含まれるにおい成分を爽やかな香りに変化させる実験を行いました。

 高校生の皆さんは、本学の学生サポーターの手助けを受けながら、カメムシの分泌液に含まれるアルコール類と試薬を反応させる実験に熱心に取り組みました。参加した高校生は、「不快なにおいがした物質が甘酸っぱいリンゴ酢のような香りに変化して驚きました」と話していました。

★ひらめき☆ときめきサイエンス
 小学校5・6年生、中学生、高校生の皆さんを対象に、秋田県立大学で行っている最先端の研究成果の一端を見る、聞く、触れることで、科学と日常生活との関わりや、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。 
 


講師を務めた野下浩二助教


実験の様子


熱心にメモを取りながら受講しました


実験の様子