本学教員が「乳の学術連合」で優秀賞を受賞しました

 一般社団法人Jミルク・乳の学術連合が主催した研究報告会において、生物資源科学部の 高津 英俊 助教(アグリビジネス学科/アグリビジネスマネジメント)が「優秀賞」を受賞しました。高津助教は、本団体の2019年度の「乳の社会文化学術研究」に採択されており、その研究成果が高く評価されました。

 受賞した高津助教は、来年度開催される学術研究集会「ジャパンミルクコングレス(JAPAN MILK CONGRESS)2021」という一大イベントで成果報告することになっております。

★研究テーマ:「日本型酪農経営継承システム」の開発に向けた実態分析と課題
★研究実施者:高津英俊(公立大学法人 秋田県立大学 生物資源科学部・助教)
       片岡美喜(公立大学法人 高崎経済大学 地域政策学部・教授)

★研究概要
 本研究では、深刻化する国内の酪農家減少に対して、後継者不在の酪農家による第三者(新規就農者)への経営継承と、それを支援する組織について、都府県地域を対象に調査・分析を行いました。その結果、支援組織の形態による支援の内容や支援方策に違いを明らかしました。また、第三者経営継承を行う際に、農家以外の地域住民による酪農への理解も重要な要素であるとわかりました。
 


★乳の学術連合
 牛乳乳製品の価値向上に繋がる多種多様な情報を「伝わり易く解かり易い表現」として開発し、 業界関係者及び生活者に提供することを目的とした健康科学分野・社会文化分野・食育分野の専門家で構成する組織の連合体です。