本学教員の著作が日本農業市場学会学術賞を受賞しました

 生物資源科学部の林 芙俊 助教(アグリビジネス学科)の著作『共販組織とボトムアップ型産地技術マネジメント』(筑波書房)が、日本農業市場学会の学術賞を受賞しました。

 同書は、わが国の代表的な果樹であるミカンの産地を対象に、イノベーションを担う生産者組織のあり方について論じたものです。また、産地における生産者組織と農協との関係性など、幅広い論点を扱っています。

 日本農業市場学会は、農産物・食料の市場、流通、価格の理論的・実証的研究を行うことを目的としており、学術賞は、この目的に照らして優れた研究業績をあげた著書等に授与されるものです。

 なお、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学会総会は遠隔で行われ表彰式はありませんでしたが、7月10日に受賞したことが発表されました。
 


林 芙俊 准教授(アグリビジネス学科)


『共販組織とボトムアップ型産地技術マネジメント』