本学発ベンチャーが企業と共同でグラノーラを開発しました
この度、生物資源科学部生物生産科学科の藤田 直子 教授(㈱スターチテック取締役)が中心になって開発した、高レジスタントスターチ米『まんぷくすらり』の焙煎玄米を使用し、能代市のナッツとドライフルーツの専門店「木能実(きのみ)」と共同で、グラノーラ(シリアル)を開発、商品化されました。今回開発した商品は、従来の手づくり雑穀グラノーラよりも食物繊維がアップしており、黒糖と粗製糖で味付けしているため、溶けて、やさしい甘さを実感できます。また、牛乳や豆乳、ヨーグルトなどに入れて食べる事で、特にヨーグルトが整腸作用の相乗効果が期待できるとのことです。
現在、木能実の店頭と通販サイトで販売されています。
手づくり雑穀グラノーラ
『まんぷくすらり』
『まんぷくすらり』は、食物繊維と似た働きを持つ難消化性澱粉があきたこまちの約10倍程度高く、食後の血糖値上昇を抑制する効果があり、満腹感も得られる機能性米です。また難消化性澱粉は、血糖値上昇抑制という機能性以外にも、腸内環境の改善も期待できることから、2型糖尿病や糖尿病予備群、肥満に対しても有用性が期待されます。藤田教授のコメント
『まんぷくすらり』を開発した時から、グラノーラにしたいと思っていました。待望の販売です!木能実さんに感謝です!他のシリアル等の中に8%ほど入っています。『まんぷくすらり』の焙煎玄米を探しながら食べてみてください(笑)。牛乳やヨーグルトにかけるのがお勧めです!
㈱スターチテックから数々の商品が販売中です‼
㈱スターチテック
本学発ベンチャー「㈱スターチテック(代表取締役:中村保典名誉教授、取締役:藤田直子教授)」では、「まんぷくすらり」を使用した多数の商品を開発・販売しております。代表取締役:秋田県立大学名誉教授 中村保典
取締役:秋田県立大学生物資源科学部教授 藤田直子
所在地:秋田県立大学・秋田キャンパス大学院棟M117
問い合わせ先:電話018-872-1705、メール nakayn@silver.plala.or.jp